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【六本松の6オシ!】2026年9月 VOL.4 アート担当者のオシ!『活字の種をつくった人々』/雪 朱里

当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
 
■アート担当者のオシ!
『活字の種をつくった人々』
雪 朱里
 
-活字の起源をたどる
 
「最近の若者は活字を読まなくなった」「活字中毒」――そんな言葉を耳にしたことはありませんか。
文字と同義のように使われている「活字」ですが、元々は活版印刷の際に用いるハンコのようなもので、明治から昭和にかけて新聞などに用いられていました。この活字を作るために必要な「種字」は、人の手によって彫られていました。印刷した時に美しく見えるよう、書体設計から彫刻までを手がける職人たちがいたのです。この本では、そんな「種字彫刻師」の仕事を資料や実物から紐解いています。

小さな字を彫ることですら難しそうなのに、鏡文字をルーペも使わずに彫っていたなんて驚きです。今のフォントの源流となる文字を彫っていた職人の方々は、一体どんな人たちだったのだろう。
 
今、こうして本が読めるのも、この方々のおかげなのかもしれません。文字一つ一つに込められた思いが伝わってくるようで、本がより愛おしくなりました。
 
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アート・デザイン担当。学生の頃に書店で働いたことがきっかけで、書店や本を取り巻くカルチャーに興味を持ちました。
アート以外には漫画や雑誌が好きでよく読みます。
趣味はイラストを描くこと。にがおえを描くのが好きです。

【アート担当/前畑】

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