【六本松の6オシ!】2026年9月 VOL.6 文学担当者のオシ!『人にはどれほどの本がいるか』/鈴木結生
当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■文学担当者のオシ!
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■文学担当者のオシ!
『人にはどれほどの本がいるか』
鈴木結生
-本好きの本好きによる本好き(だけじゃない)のための「本」に纏わる本-
蔵書というものは増える一方で減ることは、然う然うあるものではないわけですが、果たして人にはそんなに本が必要なのか?「積読」という言葉もあるように、蔵書をすべて読んでいるかと問われれば、そうではない人も多いはず。読書好き、本好きには耳が痛いこの難題を真正面から読者に突きつけるこの本は、蔵書家の旅立ちの場面から始まります。それは途轍もない光景ですが、蔵書家にとっては自分の人生の最後を飾るにふさわしい姿であったのだろうと思います。
本を愛してやまない彼の傍らには常に書物があり、膨大な蔵書を築き上げたわけですが、人生の終着点が見え始めた時、彼はそれらをどうするのか、決断し実行に移します。この結末が本当に素晴らしい!本好きの苦悩と理想と夢が詰まった自分の蔵書に是非とも加えたい名作。
----------------------
書店に勤めて幾星霜。
日々、入荷する本の荒波に揉まれながら、より良き売り場を目指して粉骨砕身奮闘中。
好きな作家は開高健、町田康、向田邦子、小川洋子等々。
読みたい本が多すぎて、積読本が山脈となりつつある今日この頃。
日々、入荷する本の荒波に揉まれながら、より良き売り場を目指して粉骨砕身奮闘中。
好きな作家は開高健、町田康、向田邦子、小川洋子等々。
読みたい本が多すぎて、積読本が山脈となりつつある今日この頃。
【文学担当/峯】