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【六本松の6オシ!】2026年11月 VOL.6 文学担当者のオシ!『希望の子』/一穂ミチ

当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
 
■文学担当者のオシ!
『希望の子』
一穂ミチ
 
-途切れた縁の先にも、物語は希望を灯す。-
 
好きすぎて、うまく言葉にできない、またしてもそんな作品に出会ってしまった。それが6編すべてが心に響く短編集、一穂ミチさんの最新刊でもある今作だ。
どれも素晴らしいけれど、とりわけ『歌うように生きて』が忘れられない。
 
中国人男性と日本人女性の、微笑ましい交流。そのきっかけとなった本。突然断ち切られるつながり、そして再会を願う思い。
ミステリの余韻をまといながら、切なさの先に微かな希望の光が差す。
もう会えないかもしれない。それでもいつかまた会えると信じていたい。
本が人と人をつなぐ尊さに胸が熱くなる切なさと同時に清々しい余韻を残す傑作。

他の5編も心揺さぶる短編集の白眉!
 
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書店に勤めて幾星霜。
日々、入荷する本の荒波に揉まれながら、より良き売り場を目指して粉骨砕身奮闘中。
好きな作家は開高健、町田康、向田邦子、小川洋子等々。
読みたい本が多すぎて、積読本が山脈となりつつある今日この頃。
【文学担当/峯】

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