※開催中止※【トーク】佐渡島庸平×三砂慶明『千年の読書』刊行イベント「本を読むこと、届けること」
コロナウィルス感染拡大の現状を鑑み、本イベントは中止となりました。
楽しみにされていた皆様には申し訳ございませんが、何卒、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
梅田 蔦屋書店の人文コンシェルジュ、三砂慶明が初の著書『千年の読書』を上梓しました。
なぜ人生には本が必要なのか?
そのことを本棚から考えた読書エッセイです。
この書籍刊行を記念して、スペシャルトークを開催いたします。
ゲストに迎える佐渡島庸平さんは、『宇宙兄弟』や『ドラゴン桜』『バガボンド』などのメガヒット作を手がけた編集者であり、現在は、作家の作品をより広く世界に届けるエージェント会社「コルク」の代表。
作品を深く読み、作家の頭の中を「パブリッシュ」して、いかに読者に作品を届けるかを、ITやコミュニティといった技術を組み合わせて、編集し続けています。
佐渡島さんの著作には、本が売れにくくなった時代にどうすれば作品を広められるのか、その本質的な「問い」が問題提起されています。
作品を社会の中のどの文脈に置けば、光があたるのか。
その作品の読者は一体誰なのか。
実際に手に取ってもらうためには何が必要なのか。
今回のイベントでは佐渡島さんの一つの仮説から話しは展開されます。
「昨今の出版不況は、作品の質が落ちているせいで起きているわけではなく、本について、語る場、語る習慣がなくなっているのが原因なのではないか。」(『ぼくらの仮説が世界をつくる』)
実際に、作品について語り合う仲間がいると、作品そのもののおもしろさは倍増します。
佐渡島庸平さんの「すごく好きな本」について、三砂慶明がお話を伺いながら、これからの時代の本やその本の魅力を広げるためには何が必要なのかを、二人が深く語り合います。
■プロフィール
・佐渡島 庸平(さどしま ようへい)
株式会社コルク 代表取締役社長
2002年講談社入社。週刊モーニング編集部にて、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)などの編集を担当する。
2012年講談社退社後、クリエイターのエージェント会社、コルクを創業。
著名作家陣とエージェント契約を結び、作品編集、著作権管理、ファンコミュニティ形成・運営などを行う。
従来の出版流通の形の先にあるインターネット時代のエンターテインメントのモデル構築を目指している。
Twitter:@sadycork
YouTube【編集者 佐渡島チャンネル】 : https://bit.ly/3fopD9P
・三砂慶明(みさご よしあき)
1982年、兵庫県生まれ。大学卒業後、株式会社工作社などを経てカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社。
梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。
これまでの主な仕事に同書店での選書企画「読書の学校」やNHK文化センター京都教室の読書講座にて「人生に効く!極上のブックガイド」などがある。
「WEB 本がすき。」(光文社)などで読書エッセイを連載。本と人とをつなぐ「読書室」主宰。
- 開催日 2022年2月5日(土)
- 時間 15:00~16:30
- サイン会 16:30~17:00
- イベント、サイン会(三砂慶明)参加条件 当店で対象書籍をご購入の方。
- 対象書籍 「千年の読書」三砂慶明著 誠文堂新光社刊 1,980円(税込)
- 予約方法 店頭またはお電話
- お問合せ先 092-731-7760(六本松 蔦屋書店)