【トーク】たまきちゃん白書発行&『「居場所」難民-報道記者が見た不登校の深層-』出版ダブル記念トークイベント

トークイベント
アートスペース 2025年 08月29日(金)
 
一般財団法人ちくご川コミュニティ財団の「たまきちゃん白書〜筑後川関係地域における不登校の子どもの学びの現状と課題」発行と、西日本新聞編集委員の四宮淳平さんによる著書『「居場所」難民-報道記者が見た不登校の深層-』の出版をダブルで記念したトークイベントです。
福岡県などの筑後川関係地域における不登校の子どもを取り巻く現状と課題を可視化する2つの本が8月、誕生しました。
全国の不登校の子ども(小中学生)は過去最多の34万6482人。
福岡県でも、2023年度で1万7859人の不登校の子どもがいることが分かっています。
不登校の子どもと家庭が抱える悩みは何なのか。
学校に居場所がない子どもたちの学びをどう守るのか。
コミュニティ財団と報道、それぞれの立場と協働とは。
タッグを組んで歩んできた、同財団副理事長の庄田清人と四宮淳平さんが対談します。

 

▼来場者特典

・四宮さんの著書を当日お買い求めの方には、直筆サインをプレゼント。

たまきちゃん白書(非売品)も1部進呈いたします。

 
▼本の売り上げが寄付されます
四宮さんの本の売上は、ちくご川コミュニティ財団の「子どもの多様な学びの場を保障する基金(愛称:たまきちゃん)」に寄付されます。不登校の子どもでフリースクール等利用者を対象とした奨学金として、子どもたちに支援が届きます。

「たまきちゃん白書〜筑後川関係地域における不登校の子どもの学びの現状と課題」
一般財団法人ちくご川コミュニティ財団(福岡県久留米市)発行。
筑後川関係地域における不登校の子どもと家庭支援の現在地をまとめた、初めての白書。
同財団が取り組む支援事業や不登校の子どもを対象とした「たまきちゃん奨学金」から得られた知見を、当事者の声やデータとともに可視化した。
「『居場所』難民―報道記者が見た不登校の深層―」(出版社:学びリンク) 四宮淳平著。
「不登校を取材する記者」が「不登校の子を持つ親」としてたどり着いた令和型『子どもの未来のつくり方』
九州最大のブロック紙「西日本新聞」の教育担当編集委員として、長年、不登校現場を取材し続けた記者が、報道の枠を超え、不登校支援者となった。「報道だけでは変わらない」葛藤を抱きながら見つけた「報道でしか実現できない」可能性。自身の子どもが不登校となり、親として実感した当事者としての真実。長年の取材記録をもとに綴られる不登校の実態と「その後」。記者としてのキャリア、不登校の子を持つ親としての経験を糧に動き出したプロジェクトは、「報道することが具体的な課題解決につながる」という新しいジャーナリズムを生み出した。なぜ、子どもたちには「居場所」が必要なのか。本当の課題はどこにあるのか。「自分には何もできない」と思っていても、必ず一人ひとりに「役割」があると気づける一冊。どんな小さなことからでも始められる、令和型「子どもの未来のつくり方」。
 
■庄田清人(しょうた きよひと)/一般財団法人ちくご川コミュニティ財団 副理事長
2009年より聖マリア病院(福岡県久留米市)で理学療法士として勤務。2014年〜2016年、JICA青年海外協力隊でマラウイ共和国へ派遣、保健医療活動やスポーツを通じた地域づくりを行う。2020年10月より現職。プログラムオフィサーとして助成事業の企画運営や市民団体の伴走支援に従事。日本評価学会認定評価士。飯塚市出身。
 
■四宮淳平(しのみや じゅんぺい)/西日本新聞社 編集委員
2005年に西日本新聞社(福岡市)に入社。福岡県政、長崎県諫早市などを担当し、2020年8月より現職。学校をはじめとする教育分野全般の取材を続けている。2020年度から2年間、事業構想大学院大学の福岡校で学び、不登校支援に関する具体的な解決策の研究も行った。徳島県出身。

 
  • 開催日 2025年8月29日(金)
  • 時間 18:00~19:00 ※15分前開場予定
  • 場所 アートスペース
  • 定員 30名
  • 参加費 無料
  • 出演者 庄田清人・四宮淳平
  • 主催 一般財団法人ちくご川コミュニティ財団・六本松 蔦屋書店
  • 協力 学びリンク
  • お問合せ先 092-731-7760(六本松 蔦屋書店)

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