いまから100年前、スウェーデンの片田舎の"Svängsta(スヴァングスタ)"という村で、

アブは産声をあげました。

時計職人でもあったカール＝アウグスト・ボルイストレムは村の小さな教会を改装し

ABウルファブリケン(AB Urfabriken)という

メーカーを設立。

いずれ"ABU(アブ)"と呼ばれる

そのメーカーは、現在では世界中のアングラーに愛されています。

1951年にはスウェーデン王室のクレストマーク使用を許されたABUは1952年、

以後長らく愛される同社の傑作

『Ambassador(アンバサダー)』シリーズを

発表。爆発的な人気と共に ABU の名は

世界中に拡がりをみせます。

日本でも、開高健が著書

『フィッシュ・オン』(新潮文庫)の中で、

ABUを使用したことを記載しており、プロだけでなく、たくさんのアングラーに

愛されてきたことが伺い知れます。

ABU100周年は通過点であり、伝統と歴史を守りつつ、革新的なアップデートで、

これから先の100年もアングラーのライフスタイルを輝かせてくれることでしょう。