松島倫明×春山慶彦トークイベント「松島倫明―書籍編集者の仕事、その次の仕事」

その他
アートスペース 2018年 05月26日(土)

『フリー』『シェア』『ゼロ・トゥ・ワン』『〈インターネット〉の次に来るもの』

『BORN TO RUN』など翻訳書をメインに未来を予見する数々の名著の編集を手がけ、

その目利きと手腕に定評のある松島倫明さんが、

この5月いっぱいで所属のNHK出版を退職され、

書籍編集者としてはいったんそのキャリアが一区切りとなるのに合わせ、

書籍編集者として紡いできたメッセージ、そしてこれからのキャリアについて、

ゲストと共に語り尽くします。

 

お相手には、アプリYAMAPによって日本の登山とアウトドアにイノヴェイションを起こし、

自然と都市を繋いできたスタートアップ、株式会社ヤマップ代表の春山慶彦氏をお迎えします。

 

テクノロジー全盛の現代社会において、フィジカル(身体性)をどうハックし、

取り戻すか、というのは松島氏の長らくのテーマでもあり春山氏とは

翻訳書『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる』を手掛けて以来のお付き合いとのこと。

 

松島氏が手がける最後の本ともなった、

未来学者のジェレミー・リフキン著新刊『スマート・ジャパンへの提言』では、

シェアリングエコノミー、クリーンエネルギー、モビリティ革命など〈資本主義の次の社会〉の

到来を後押しするテクノロジーがますます普及する一方で、格差の拡大、フェイクニュースと

個人情報の流出、超巨大テック企業による寡占、シンギュラリティへの恐怖など、

私たちの身の回りの生活そのものの見通しは、ますます混迷を深めていると指摘しています。

 

 

果たしてテクノロジーは私たちをどこに連れていくのか? 

その時に私たちの仕事や働きがい、人間としてのウェルビーイングはどこにあるのか? 

デジタルとフィジカルの両方をいかに再接続して

ウェルビーイングを探っていくかを実践している松島氏と

春山氏をお迎えすることで、次なる挑戦を見据えたお二人の掛け合いの中から、

新しいパラダイムへの起点を探っていきます。

 

<ゲスト>

 

■松島倫明(まつしま・みちあき)

NHK出版 放送・学芸図書編集部編集長。

東京出身、鎌倉在住。1972年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、1995年NHK出版に入社。

村上龍氏のメールマガジンJMMやその単行本化などを手がけたのち、

2004年からは翻訳書の版権取得・編集・プロモーションなどを幅広く行っている。

デジタルとフィジカルの再接続を目指す「DIGITAL LOVE & PEACE」を

自身のテーマに講演および『WIRED日本版』『BUSINESS INSIDER JAPAN』

『mark』誌などで執筆多数。

また地元の鎌倉でラン・マインドフル・リトリートや「Zen2.0」などのイベントも主宰。

トレイルを走ったり波に乗ったりしていない時は、

木々と川に囲まれた自宅の庭で庭仕事をしたり読書したりわいわい飲むのが至極の時間。

 

■春山慶彦(はるやま・よしひこ) 

1980年生まれ、福岡県春日市出身。

同志社大学卒業、アラスカ大学中退。

ユーラシア旅行社『風の旅人』編集部に勤務後、2010年帰福。

2013年にITやスマートフォンを活用して、日本の自然・風土の豊かさを再発見する

“仕組み”をつくりたいとYAMAP(ヤマップ)をリリース。

2014年度グッドデザイン賞を受賞し、同賞ベスト100にも選出。

2015年春、スタートアップ界の登竜門的イベント「B DASH CAMP」の

ピッチアリーナで最優秀賞を受賞。

2017年1月ベンチャーとして初めて環境省の国立公園オフィシャルパートナーに認定。

 

  • 日時 5月26日(土)
  • 時間 16:00~18:00
  • 場所 アートスペース
  • 参加費 無料
  • 参加人数 50名
  • 申込方法 六本松 蔦屋書店店頭またはお電話
  • お問い合わせ先 092-731-7760

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