【トーク】畑中章宏×若林恵　モデレーター：桜井祐(TISSUE Inc./KSU)｜『忘れられた日本人』をひらく　宮本常一と「世間」のデモクラシー刊行記念トークイベント

トークイベント

アートスペース 2024年 02月15日(木)

黒鳥社より刊行された民俗学者・畑中章宏さんと黒鳥社・若林恵さんの共著『『忘れられた日本人』をひらく宮本常一と「世間」のデモクラシー』。
不世出の民俗学者・宮本常一の主著のひとつであり、今なお愛され読み継がれる『忘れられた日本人』。

そこに描かれた愛すべき日本人の姿から「民主主義の日本的起源」を探る対話篇です。

本書の刊行を記念して著者をつとめた民俗学者・畑中章宏さんと編集者・若林恵さんをお招きしたトークイベントを、六本松蔦屋書店で開催します。
モデレーターをつとめるのは福岡で活躍する編集者・桜井祐さん(TISSUE Inc./KSU)です。

現代社会が抱えた難問を考える上で『忘れられた日本人』がいかにヒントに満ちているのか。宮本常一はどんな視座を持って日本を捉えていたのか。
本書の構想の元となった『宮本常一：歴史は庶民がつくる』(講談社現代新書)と『実験の民主主義』(中公新書)の内容も踏まえ、デヴィッド・グレーバーや鶴見俊輔、ジョン・デューイ、イヴァン・イリイチなどを補助線にしながら、著者の二人とともに「民主主義の可能性」を考えます。

▼参加費▼

①会場参加チケット：1,650円(税込)
②サイン本付き会場参加チケット：3,410円(税込)
③オンライン視聴チケット：1,100円(税込)
④サイン本付オンライン視聴チケット：4,100円(税込) ※送料込み

▼対象書籍▼

『忘れられた日本人』をひらく

宮本常一と「世間」のデモクラシー

若林恵・畑中章宏共著

黒鳥者刊

価格：1,760円(税込)

2023年12月5日発売

▼申込方法▼

※Event Manegerへ遷移します。
※定員（会場50名／オンライン150名）に限りがございますので、お早めのお申込みをお願い致します。
※書籍は当日も販売予定ですが、品切れの可能性もありますので事前のご予約をおすすめいたします。
※お支払い方法はクレジットカード決済のみです。
※サイン本付き会場参加チケットをお申し込みのお客様には、イベント当日に書籍をお渡しいたします。
※サイン本付きオンライン視聴チケットをお申込みのお客様には、イベント日翌日以降に発送予定です。
※オンライン視聴はzoomウェビナーにて配信致します。
※お申込みの締め切りは 2024年2月15日(木) ~~00:00です。~~ ※17:00まで延長致します。
※お申込み後のキャンセルは出来かねますので、ご了承ください。

▼プロフィール▼

■畑中章宏｜Akihiro Hatanaka

1962年、大阪府生まれ。民俗学者。

民間信仰・災害伝承から最新流行の風俗まで幅広い対象に取り組む。

著書に『災害と妖怪』『忘れられた日本憲法』(ともに亜紀書房)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ともにちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(ともに春秋社)、『宮本常一』(講談社現代新書)、『関東大震災』(幻冬舎新書)、『感情の民俗学』(イースト・プレス)ほか多数。

■若林恵｜Kei Wakabayashi

黒鳥社コンテンツディレクター。

平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。

以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。

2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。

著書『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント：小さくて大きい政府のつくり方〈特装版〉』(黒鳥社・2021年5月)、宇野重規との共著に『実験の民主主義：トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(中公新書・2023年10月)。「こんにちは未来」「〈働くこと〉の人類学」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。

▼モデレーター▼

■桜井祐｜Yu Sakurai