【トーク】映画「緑の牢獄」公開記念、黄インイク監督トークイベント
いま、世界にむけて「語りたいこと」があるすべての人へお勧めのトークイベント。
秘境と呼ばれる沖縄県・西表島にあった巨大炭鉱と、それを静かに見守る老婆の姿を映したドキュメンタリー映画「緑の牢獄」の九州公開を記念して、監督の黄インイク氏を迎えてトークイベントを開催します。
七年の歳月を掛けて制作された『緑の牢獄』には映画では描ききれなかった膨大な炭鉱の歴史、インタビュー、考察が存在します。
その調査は西表島、台湾だけでなく九州各地でのフィールドワークや、細密な再現映像という手法へと到達しました。
映画と書籍、異なる媒体を駆使して黄インイクが伝えたかったことは――。
ノンフィクションの最前線へと迫るトークイベント。
あらゆる分野で「作家性」が見直されている現在の状況において、必聴となる今回のトークイベントにおいては、作品のバックストーリーはもちろんのこと、ローカル性、芸術性、そして商業性まで、表現の手段と作品をつくり続けるために必要なことなども掘り下げて語られます。
イベント参加の方で、書籍「緑の牢獄」をお持ちの方を対象にサイン会を開催いたします。
(書籍「緑の牢獄」はイベント会場でも販売いたします)
いま、社会に向けて語りたいことがあるすべての人へ、お勧めのトークイベントです。
出演者
黄インイク Huang Yin-Yu
沖縄在住、台湾出身のドキュメンタリー監督・プロデューサー。
東京造形大学大学院映画専攻修士卒業後、台湾と沖縄を拠点とする映画製作・配給会社「ムープロ」(台湾「木林電影」+日本「ムーリンプロダクション」)を設立、映画制作活動を行う。
長編ドキュメンタリー作品『海の彼方』(2016年)、『緑の牢獄』(2021年)。
石垣島ゆがふ国際映画祭プログラムディレクターを務める。
ファシリテーター
石渡麻美
1989年福岡県生まれ。2017年より福岡映画部主宰。
自主企画による上映・トークイベントの開催ほか、映画関連のイベント企画・プロデュースなどを行う。
2020年より「SUZAKI-KOEN STUDIO」に活動拠点を開設。
直近のプロジェクトは九州大学跡地での上映「暮らしの大学」プロデュースや、国内でも最多規模の上映数となったドライブインシアター糸島「FOREST NIGHT DRIVE」の作品プログラム、FBS福岡放送「ARNE」でのweb映画記事連載など。
- 開催日 2021年9月25日(土)
- 時間 13:00~14:30
- 場所 アートスペース
- 定員 25名(予約優先)
- 参加費 1,000円
- サイン会 イベント参加者で書籍「緑の牢獄」をお持ちの方
- 予約方法 店頭またはお電話
- お問合せ先 092-731-7760(六本松 蔦屋書店)