RETISSA SUPER CAPTURE / カメラ用デバイス

美容・健康|アート・デザイン|展示終了
「見える」の世界を拡張する

前眼部疾患や網膜症などで、矯正しても視力が0.05以上0.3未満の状態をロービジョンと言います。ロービジョン者の見えづらいを見えるに変えたいという思いから、網膜に直接鮮やかな世界を映し出すカメラ用デバイス「RETISSAⓇSUPER CAPTURE」を開発しました。
 
ロービジョン者は、実は生活の大半には困っていないとも言われます。それは、日常生活において慣れ親しんだ生活圏内であれば、見えづらくてもある程度は不自由なく活動が可能であるからです。一方で、旅行などで普段と異なる場を訪れることにはいまだ大きなハードルがあり、出かけることを躊躇う方も多くいらっしゃいます。本デバイスを持って、新しい場所に行き、新鮮な世界を目に焼き付ける。そんな行動の広がりの実現を目指しています。
 
◆RETISSAⓇSUPER CAPTUREの特徴
①だれでも簡単に網膜投影できる小型さ
②周囲の人から見た違和感のない見た目
③アングルとシャッターチャンスを選ぶ写真撮影が可能
④デジタルカメラのオートフォーカス、30倍ズーム、デジタル撮影の機能

◆レーザー網膜投影装置を搭載
レーザ網膜投影の画角をレーザアイウェアの25度から60度まで2.4倍に広げた広角レーザ網膜投影装置を製造し、これをデジタルカメラのビューファインダとして搭載した装置 RETISSAⓇSUPER CAPTURE を開発。
 
RETISSAⓇSUPER CAPTURE は網膜投影の効果によって画面全体を一度に把握できるため、最適なフレーミングが可能であるだけでなく、老眼や近視等、使用者自身の眼のピント調整機能の影響を受けずに撮影できます。
 
さらに、デジタルカメラの高倍率光学ズームを併用することによって、中心窩の視力を失った網膜症当事者の最善の視機能支援手段となります。
このカメラを手にすれば、どこへでも自由に出かけて行き、アングルとシャッターチャンスを自分で決めて、シャッターを切ることができます。
 
その人ならではの感性で景色を切り取ることが可能になるでしょう。

◆ロービジョン者への支援の輪を広げる                        
市販のデジタルカメラとレーザ網膜投影ファインダーをHDMI接続することで、通常のカメラと同様の使い方で、網膜に直接映像を描き出すことができます。これにより、前眼部疾患や網膜症のロービジョン者がご自身の目で鮮やかに世界を見ることを実現しています。
 
また、晴眼者も同様に使用することができるため、RETISSA SUPER CAPTUREがあれば、ロービジョン者も晴眼者も同じように写真や動画撮影を楽しめることも本デバイスの大きな特徴です。
 
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網膜投影はロービジョンケアにおいて期待されている技術だ。中でもQDレーザ社は網膜投影に関する特許も取得しており、世界的に注目を集めている。そのQDレーザ社が(語弊を恐れずに言うと)嗜好品として手掛けたのがRETISSA SUPER CAPTUREだ。
 Ayaka Sato(株式会社蔦屋家電エンタープライズ)
  
  • ご購入について 未発売
  • 寸法 128x120x102cm(WxHxD)
  • 重量 620g
  • センサーサイズ 1/2.3型
  • 最大撮影解像度 18.2MP
  • ズーム・レンズ(35mm換算) 28倍 / 24-720mm F3.5-6.4
  • 表示視野角 60°(水平)
  • 表示解像度 1280x720 ピクセル
  • 光源 RGB半導体レーザー
  • 光出力 <1.6μW未満