外骨格業界は長くアルミ／チタン合金が「強度・重量・コストの最適解」とされており、私たちも最初はそれを受け入れていました。転機は『Gran Turismo』で感じたケーニグセグの異様な加速。フルカーボンシャシーというヒントから、「人体拡張デバイスをカーボンで最適化できないか」と着手しましたが、結果として製品化が大幅に遅れ、1年以上失敗の連続。試作品が壊れる、触感や見た目が納得できない、数を揃えようとすると品質がぶれる──そうしたつまずきを一つずつ改善していきました。“短期で出す”より“長く信頼して使える”にこだわった結果、今のHypershellは、軽さ・強さ・一体感あるデザインを同時に安定して届けられるようになりました。待っていただいた時間を“価値の蓄え”に変えた成果として、ここにお届けします。

 

「攻殻機動隊（Ghost In The Shell）」からインスピレーションを得て、人間の体をハイパー化する意思を込めて「Hypershell」という名前に辿り着きました。ユーザーの意思を拡張する外骨格として、日常からアウトドア探検まで、身体動作をアシストします。

 

・17個のセンサーで着用者の姿勢を検知、AIが最適な動作を判断してアシスト
・機械が足の動作を補助し、最大30％の体力消耗を軽減
・アウトドアにも耐えるタフネス設計
・通常の動作に干渉しない高可動性
・負担を感じさせない軽量構造
・SF作品を彷彿とさせる革新的デザイン

 

１．アウトドア愛好家‧冒険家‧写真家（登山、ランニング、サイクリング、長時間ロケ撮影など）
２．物流操作員‧配達員（倉庫内ピッキング作業、配送作業など）
３．救援隊‧レスキュー隊員（災害救助活動など）
４．アクティブシニア（健康維持ための外出、日常活動補助）