UROBON / 東京工業大学  エンジニアリングデザインプロジェクト

展示終了|その他
当たり前を疑う

1.落下を防ぐ自然ブレーキ構造
2.電源がいらない
3.学生作品
 
国土交通省の発表による平成30年度時点の駅のバリアフリー化(段差の解消)によると全国およそ90%の駅がエスカレーターやエレベーター等の設備により解決をしているそうだ。
しかしその他1割の駅や、商業施設・飲食店などにおいて、まだ一部では階段しかないというケースもあるのが実情である。
 
UROBONは主に高齢者からの『階段は後ろ向きに降りたほうが本当は楽』という声から企画されたプロトタイプだ。手掛けたのは東京工業大学と東京藝術大学の学生達からなるチームで、半年間の活動の中で様々なユーザーから意見を聞き、改修を繰り返し現在のモデルにたどり着いた。
 
顧客の痛みを知ることからモノづくりは始まる。
未来を担う学生達のデザイン思考から生まれたこのプロダクトに注目だ。
 
Recommend / Daisuke Kizaki(株式会社蔦屋家電エンタープライズ)