【9/8(金)~11/6(日)】
企画展『伝統×先端』

伝統技術と最新テクノロジーを組み合わせた注目のプロダクトを、蔦屋家電+ならではのキュレーションでご紹介します。

2023年9月8日(金)~11月6日(日)の期間、企画展『伝統×先端』を開催します。

世界からも注目される日本の伝統工芸や伝統技術。ライフスタイルの変化による需要の低迷や後継者不足、原材料確保の難しさなど、どさまざまな課題にさらされながらも、現代まで脈々と受け継がれています。また、伝統的な技術・技法を生かしながら、新たな発想やテクノロジーと組み合わせることで、時代の潮流や現代の生活様式に合った新しい製品が次々と生まれています。
今日「伝統」となったものたちも、当初はほかに例がないような画期的で斬新な存在であったはず。だとすれば、古き技を受け継ぎながら現代のテクノロジーを用いて生み出されたプロダクトに触れることは、これからも続いていく「伝統」のはじまりを知ることなのかもしれません。
音楽史に残るテクノの名盤ジャケットをあしらったNFT証明書つきの屏風、アルミ成形技術で組子文様をあしらった香炉、江戸切子にインスパイアされ超ジュラルミン削り出しの酒器。伝統的な造形美や技と最新技術の組み合わせにより、過去から未来へと続く「ものづくり」の現在(いま)を体現しているプロダクトを集めました。蔦屋家電+ならではのキュレーションでご体感ください。
 
展示プロダクト

 
テクノ、伝統工芸、NFTを融合したアートピース
Produced by U/M/A/A Inc. Licensed by © 2022 Lou Beach through ALFA Music, Inc.
 
TechnoByobu テクノ屏風(ユーマ株式会社)
「芸術、技術、技巧」を意味するギリシャ語のTechno(テクノ)は、英語の「Technnology」の語源であり、科学技術だけでなく最先端を表す接頭語として使用されています。「TechnoByobu」は、過去から現在までの「テクノ」を体現する次の3要素により構成された新時代のアートピースです。第一弾となる「Electronic Fan Girl」は、アーティストのルー・ビーチ氏が、YMO世界デビュー時のワールドワイド版1stアルバム『Yellow Magic Orchestra』のジャケットとして作成した有名なアートワークを、118年の歴史を持つ歴清社の技術により洋金箔(真鍮箔)の上に施したNFT証明書付き作品です。
 

 
日本の伝統美を伝えるアルミお香ホルダー
ROKU(アルメタックス株式会社)
長年にわたるアルミ建材製造で培った確かな技術と丁寧なものづくりを、今までと違った分野にて新たな価値を追求したいという想いから開発がスタート。アルミ押出し断面に日本伝統木工技術の麻葉文様を表現し、アルミ表面には特殊なストーン調加工と着色を施す事で、石畳のようにも和紙のようにも見える質感に仕上げ、高級感と日本の風情を演出しました。断面の組子文様はシルバー色にすることで、シャープで緻密なアルミの美しさを際立せています。木製のつまみはウイスキー樽のリユース材を採用し、異素材と組合せることで、より魅力的な製品に仕上げています。四季折々に合わせて用途を変えることができ、お香、蚊取り線香の他にも、キャンドル、ルームフレグランス、花器、インテリアのオブジェなど1年を通して、また使う人によって自由に楽しむことができる製品です。
 

 
美味しさを 研ぎ澄ます、超ジュラルミン製の酒器
HAKUSAKU 薄削(熱田起業株式会社)
60年以上にわたり培った航空宇宙機器製品を製造する精密な加工技術を活かし、コロナウイルスの影響で低迷した航空機業界に活気を与えたいという想いから生まれた逸品。航空機にも採用されている素材・超ジュラルミンを精密に削り出し、日本酒を存分に楽しめる飲み口の薄さ「0.6mm」を実現。切子細工にインスパイアされた美しく精密な切削模様を施すことで、指の体温がお酒に伝わらない工夫が施されています。
 

開催概要

日程|2023年9月8日(金)~2023年11月6日(月)
時間|10:00~20:00
場所|蔦屋家電+(二子玉川 蔦屋家電 1階)
参加費|無料
主催|蔦屋家電+
問い合わせ先|TEL:03-5491-8550(蔦屋家電+)