【イベント】『本屋という仕事』ブックトークフェス@梅田 蔦屋書店
梅田 蔦屋書店では『本屋という仕事』(世界思想社)の刊行を記念して、2022年6月18日(土)・19日(日)に、本と本屋のこれからを考えるためにさまざまなゲストをお招きし、連続ブックトークを4回開催いたします。
『本屋という仕事』では、パンデミックの中で大きな影響をうけた本屋の仕事や価値を問い直すために、全国各地の書店員の方々に問いかけ、それぞれの立場から自分たちの「仕事」という視点で語っていただきました。本書は三つのテーマを核にしております。
「はじめること」「つづけること」「ひろげること」です。
なぜ本屋をはじめたのか。本屋をつづける楽しみや苦労は。誰もやったことのない挑戦に取り組んでいる書店員の先輩たちに、それぞれ「仕事」とは何ですかとたずねてみました。本書で探したのは、これから先を明るく照らす、明解な答えではありません。むしろ、問いであり、呼びかけです。本屋という物語を終わらせずに、これからの本屋が、より楽しい場になり、より多くのお客様に喜んでもらえるためのヒントを、本書を起点に探します。
(聞き手:梅田 蔦屋書店 北田博充)
日時:6月18日(土) 13:00〜15:00 場所:4thラウンジ
これからの本屋を明るく元気なものにするためには、「普段本を読まない人に本の魅力を伝えなければならない」と問う北田が、「興味のない人を引き込んでブームを作る」という広告戦略を徹底し、顧客の裾野を広げることに成功したプロレス業界から株式会社CyberFight(サイバーファイト)の代表取締役社長であり、現役プロレスラーでもある高木三四郎さんをお招きして本屋業界をV字回復させるためのヒントを探ります。
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日時:6月18日(土) 16:00〜18:00 場所:4thラウンジ
「誰も足を踏み入れたことのない場所で、孤独にサバイブすることの奮い起つような喜びはほかには替え難いものがある」
2015年に、個人書店「誠光社」を独立開業し、前例や慣習にとらわれないオリジナルな方法で、持続可能な本屋を実践する堀部篤史さん。
2009年に、それまで編集者としてのキャリアがないまま、インディペンデントな出版社「夏葉社」を創業、流行り廃りに流されない、長期的な価値観で活動を続ける島田潤一郎さん。
出版業界のなかで発見された新たなフロンティアを舞台に、書店と出版社というそれぞれのプレイヤーとして、タフな冒険を続けるお二人の新刊刊行を記念し、トークイベントを開催します。
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日時:6月19日(日) 13:00〜14:30 場所:4thラウンジ
本書の刊行を記念して、古今東西の書物に精通する翻訳家、エッセイストの村井理子さんをお招きしてブックトークを開催いたします。
村井理子さんの新刊『本を読んだら散歩に行こう』には村井さんが、日々どんな本を読み、どう暮らしているのかが、本とともに綴られています。
村井さんはどのように本を選び、読んできたのか?
本屋の楽しみ方から、本との付き合い方まで、村井さんの人生を支え続けた本と読書の秘訣を伺います。
日時:6月19日(日) 17:00〜18:30 場所:4thラウンジ
『自分の仕事をつくる』は働き方のバイブルです。いい仕事をして、いい人生を生きたい。そう考えたときに導いてくれたのが、西村佳哲さんの著作でした。
頼まれたからやっているわけではなく、ただ働いているだけでもなく、やらされているわけでもなく、仕事を「単なる仕事」ではなく、<自分の仕事>にするためにはどうしたらいいのか。
今回のトークイベントでは、「本屋の仕事とは何か」を起点に、西村佳哲さんと二人で、これからの時代を生きていくための仕事について対話します。