【展覧会】美術家 松下まり⼦ 個展
「愛の飾らぬことばにおいて」

アート|GINZA ATRIUM
2020年12月18日(金) - 12月30日(水)
松下まり⼦は⽣々しい⾁体などを描いたペインティングやドローイングを始めとする絵画の他、各地で集めてきた⾚い布で部屋の窓を覆うインスタレーション「⾚い部屋」や、ロンドンの街中に⽣息するキツネを追いかけて制作した映像作品「Little Fox in London」、詩や⽴体など、多岐にわたる表現⽅法で、⽣への深い探求を作品としてきました。

2017年には、ロンドンのデルフィナ財団でアーティスト・イン・レジデンスに参加するなど、国内だけでなく海外での活躍も期待されている注⽬の作家です。
 
本展覧会では、今回の展覧会に向けて制作した新作のペインティングを発表致します。本を愛するという松下が、本に囲まれたこの場所でどのような空間を作り出すのか、是⾮ご覧ください。
 
[作家による本展に関するコメント]
本が、影のように離れずにいて、いや、離れてしまったときもあって、そういうときは絵も描いていなかった
ぎりぎりになって、というより、死の淵にべったり両手をついて、しばらくそれを撫で回し、それから真面目な顔をして、労働する人々に紛れて生きてきた
2020年になり、私はまるで絵描きみたいだ
書庫をくり抜いたような場所に立ってる
絵たちは何でも知っている
私はむかし工場で働いていた
 
2020年11月27日
松下まり子
 
[アーティストプロフィール]
松下まり⼦ (まつした まりこ)

1980年⼤阪⽣まれ。2004年に京都市⽴芸術⼤学油画専攻卒業。主な個展に、2020年 「居住不可能として追放された⼟地」、2019年「Oasis」、2018年「Silent Resistance to Oblivion」、「RAW」 (いずれも KEN NAKAHASHI、東京)等がある。2016年に第2回 CAFAA賞グランプリ受賞。2017年にロンドンのデルフィナ財団でアーティスト・イン・レジデンスに参加。
 
 
  • 会期 2020年12⽉18⽇(⾦)〜12⽉30⽇(⽔)
  • 時間 11:00〜20:00
  • 会場 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
  • ⼊場 無料
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 電話 03-3575-7755
  • 協⼒ KEN NAKAHASHI
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