【展示】青木千絵『BODY21-1』

アート
銀座 蔦屋書店内カフェ アートコーナー 2021年03月01日(月) - 03月31日(水)

漆黒の身体 ー 愛おしい人間の存在 ー

 私の作品は、うつむいたり、横たわったり、座り込んだり、立ち尽くしたりと何処か物哀しいポーズをとっており、それらは等身大の人間の身体と抽象的な漆黒の塊が融合した姿をしています。そこには、不安や恐怖、心細さを感じながら、外界から遮断するように殻の中に閉じこもり、ただ静かに無言の中に存在する人の姿が表現されています。 

 一方で、作品表面はしっとりとした艶を持つ漆黒の皮膜で覆われています。その皮膜は30を超える工程で仕上げられており、わずか0.1mmにも満たない薄い層を繰り返し積み重ねることで少しずつ堅牢さを増し、堅固な表面となっています。その地道な工程は、外界から自分を守るシェルターを作る感覚に似ており、硬く美しい漆の表面が、弱くて醜い人間を逞しく美しい存在に変えてくれているかのようです。

 不安や孤独を抱えながらも強く逞しく生きる「愛おしい人間の存在」を、強くて美しい漆という素材を用いて表現したいと考えています。

 

[プロフィール]
 
青木 千絵(あおき ちえ)
 

1981年生まれ。

金沢美術工芸大学大学院博士後期課程(工芸領域漆・木工分野)修了。

主な展覧会歴

■個展

2018 青木千絵展 孤独の身体 現代美術 艸居/京都

2017 美術の中のかたちー手で見る造形 

       青木千絵展 漆黒の身体 兵庫県立美術館/兵庫

■グループ展

2019 「ART021 Shanghai Contemporary Art Fair 2019」上海/中国

2019 「第4回金沢・世界工芸トリエンナーレ」 金沢21世紀美術館/石川

2018 「アート国際交流 中国交流展 のうほうなりゃおてぃえん」

金沢市民芸術村PIT5アート工房/石川

2018 「水と土の芸術祭2018」 旧齋藤家別邸/新潟 主催:新潟市  他多数

現代美術 艸居(京都)にて2021年11月19日~12月18日に3人展を開催予定
 

  • 会期 2021年3月1日(月) - 2021年3月31日(水)
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 場所 銀座 蔦屋書店内カフェ アートコーナー
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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