【展示】堀本達矢作品展示「Meet the KEMONO in Ginza」

Name: 【展示】堀本達矢作品展示「Meet the KEMONO in Ginza」
Start: 2021-06-15
End: 2021-07-04
Location: 銀座 蔦屋書店

アート

インフォメーションカウンター前 2021年06月15日(火) - 07月04日(日)

動物の擬人化表現「ケモノ」をテーマに作品を制作する異色のアーティスト、堀本達矢の関東圏初の作品展示「Meet the KEMONO in Ginza」を6月15日（火）～7月4日（日）の期間に開催いたします。

堀本達矢は、2012年から「ケモノ」をテーマに作品制作を続けています。

カタカナで表記する「ケモノ」とは、人間以外の動物に、人間の感情、感覚、言語、外見、身振りなどを含ませる、を含ませる擬人化表現、または、反対の擬獣化表現を表しています。「ケモノ」は私たち人間との関わりが深く、その歴史は旧石器時代から現代に至るまでつながっています。宗教や芸術から始まり、童話や漫画、アニメーションまで、今でも世界の様々な場面で目にするケモノたちは、人間社会と切っても切れない関係と言えるでしょう。

そんなケモノに幼い頃から興味と憧れを抱いていた堀本は、自身を含むケモノに対する人間の心理に着目しました。

「今となっては当たり前のように動物を擬人化、人間を擬獣化する世の中だが、そこには一体どのような心理が働き、ケモノを生み出しているのだろうか。そのケモノを人間たちはどのように見て認識し、触れ合っているのだろうか。」

堀本はこのような人間の心理を探究し、作品を制作しています。

この作品展示にて、「ケモノ」に驚きの出会いを果たしてみてはいかがでしょうか？

[アーティストプロフィール]

堀本達矢 / Tatsuya HORIMOTO

1993年三重県に⽣まれる
2016年京都造形芸術大学(現京都芸術大学) 美術工芸学科総合造形コース卒業
2018年沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科環境造形専攻彫刻専修修了

授賞
2012年「ULTRA AWARD 2012」グランプリ
2018年「第29回沖縄県立芸術大学卒業・修了作品展」北中城村長賞

個展
2016年「Meet the KEMONO part1」沖縄・沖縄県立芸術大学ピロティ
2017年「Meet the KEMONO part2」沖縄・沖縄県立芸術大学ピロティ
2018年「Meet the KEMONO part3」大阪・ MU東心斎橋画廊
2020年「Meet the KEMONO part4 -刺激編-」沖縄・PIN-UP
2020年「Meet the KEMONO part5 -興味編-」福岡・アートスペース貘
2021年「Meet the KEMONO part6」東京・roid works gallery

[アーティストステートメント]

私は動物の擬人化表現、人間の擬獣化表現である「ケモノ」をテーマに、立体作品を制作しています。ケモノは宗教や芸術から始まり、童話や商業、憧れや欲望など、人間社会とは切り離せない程に私たちと繋がっています。

今回展示されている作品「meet」は、そんなケモノたちに改めて出会う存在です。彼らは人間との関わり合いの中で、意識せずとも居ることが当たり前となってしまいました。しかし、彼らは必ず理由があってそこに居ます。可愛いや格好いいの象徴として、人間の代役として、神様として…その理由とは、人間の想像や理想を写し出す「鏡」なのかもしれません。「meet」と出会う時、彼はあなたの「鏡」となり、あなたの想像や理想で成長するケモノとなることでしょう。

私たちが生きるこの世界へ溶け込むように存在するケモノたち＝もう一つの私たちに、この「meet」を通して改めて出会っていただけましたら幸いです。

ケモノ美術作家　堀本達矢

[作品販売について]

オンラインでの販売は、6月15日(火)正午より、販売開始いたします。

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6月15日(火)12:00より販売開始