【オンライン企画】銀座 蔦屋書店 5周年
「GINZA 5th ART SELECTION」Part:1

アート
オンライン販売 OIL by 美術手帖 2023年02月13日(月) - 03月31日(金)
銀座 蔦屋書店は、2022年4月に開業から5周年を迎え、1年を通して5周年記念企画を行ってきました。このたび5周年記念の最後を締めくくるオンライン企画「GINZA 5th ART SELECTION」を、2023年2月13日(月)より3月31日(金)の期間、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて開催いたします。
 
銀座 蔦屋書店のアート担当コンシェルジュがお薦めする選りすぐりのアーティストをご紹介いたします。
 
[Part 1:作家一覧]
 
 
 
 
【Pick up ARTIST】Part 1
 
天野タケル Takeru Amano

天野タケルは1977年東京都生まれ。97年に渡米し、ニューヨークで版画を学ぶ。宗教画や静物画などの伝統的な題材とポップ・アートが融合する、「NEW ART」と呼ぶ独自の表現方法で作品を制作している。黄色やピンクといった明快な色彩を背景に、簡略化された線で描く人物画や、どくろやろうそくによってはかなさを表した作品などを、東京、香港、ニューヨーク、ロンドン、パリほか国内外で発表。また、アーティストのCD/LPジャケットやアパレルへのアートワークの提供など様々なコラボレーションも展開している。2020年に初の作品集『ICONS』(SHIBUYA TSUTAYA)を出版。
 
OIL by 美術手帖
 
 
 
 
森洋史 Hiroshi Mori

森洋史は1977年東京都生まれ。2013年東京藝術大学大学院美術研究科油画技法・材料修士課程修了。パロディの手法を使って作品制作を行う。宗教画の伝統的な黄金背景を、最新技術のUV印刷によってマンガ風に変換するなど、古典やポップ・アートの名画、またアニメやマンガ、ゲームからの引用といった既存のイメージを組み合わせて「いたずら」を仕掛けた作品を通して、アートにおけるオリジナルとは何かを追求している。主な個展に、「MOSHA」(銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM、東京、2020)、「hyperfabric」(MEDEL GALLERY SHU、東京、2019)、「Metafiction」(銀座蔦屋書店アートウォールギャラリー、東京、2018)、「LAUGHING QUIETLY TO MYSELF」(Art Experience Gallery、香港、2018)、「project N 68 森洋史」(東京オペラシティアートギャラリー 4Fコリドール、2017)などがある。
 
OIL by 美術手帖
 
 
 
 
張騰遠 Chang Teng-Yuan

張騰遠(チャン・テンユァン)は1983年台湾高雄市生まれ。2006年に国立彰化師範大学、10年に国立台南芸術大学を卒業。12年より「終末の考古学」をコンセプトに、地球滅亡後の未来の世界が舞台の絵画やアニメーションの空間インスタレーション、ミクストメディアの制作を行う。そこでは、遺跡となった現代の文明をリサーチするエイリアンや、人間を模倣しながら感情や行動の意味までは理解できないオウムなどが登場し、物事への複眼的な再考を促す独創的な物語が展開される。
13年に国立台湾美術館で個展「Unmanned Aerial Vehicle-Tate Modern after the End of the World」を開催し、16年の台北ビエンナーレなどへ参加。日本での個展「Human Being: COVID-19」(ギャラリーノマル、大阪、2020)では、新型コロナウイルス感染症の影響下にあってウェブ上で発信。翌年に同ギャラリーでの展示が実現した「NEW NORMAL」でも、パンデミックがもたらす問題について積極的に取り上げた。
また張は自ら、アート制作の支援と技術的バックアップを提供し、クロスオーバーコラボレーションに取り組む「Compound Eye ArtStudio」を設立。人々と協力し、芸術的な創作においてより大きな力を生み出すことを試みている。
近年の主な個展に、「Chang Teng Yuan Solo Exhibition」(Gallery Woo、韓国、2022)、「Multiplication」(ギャラリーノマル、大阪、2022)がある。
 
OIL by 美術手帖
 
 
 
 
GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE
Gillochindox☆Gillochindae

GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE(ギロチンドックスギロチンディ)は1999年東京都生まれ。2021年多摩美術大学日本画専攻卒業。漫画、映画などのサブカルチャーに触れて育ち、東京の都市と青年について着目した作品や展示を展開。平面・立体・インスタレーションを表現形式として用いる。
 
OIL by 美術手帖
 
 
 
 
ギブミ~!トモタカ give me TOMOTAKA

ギブミ~!トモタカは1995年兵庫県出身。2018年多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、フリーランスとして活動。主にイラストレーション、アニメーション、キャラクターデザイン、グッズデザイン等を手がける。
 
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灰方るり Ruli Haikata

灰方るりは京都府生まれ。京都造形芸術大学卒業。14歳から日本画を学ぶ。旅をしたイギリス・インド・ネパール、日本の文化や自然からインスパイアされ、人、植物、形のないものを描く。近年はとくに仏教美術、インドのミニチュアール、ネパールのカトマンドゥで出会ったクマリの少女をテーマにしている。
 
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濱口健 Hamaguchi Ken

濱口健は1997年多摩美術大学日本画専攻卒業。イラストレーションを中心に活動しながら、2008年の個展「黒、経文、その他」(高橋コレクション神楽坂)で美術作家としてもデビューし、主に音楽などのポップカルチャー、サブカルチャーをモチーフにした絵画作品を展開。近年の個展に、「多分、テレビのはらわた?」(WISH LESS gallery、東京、2021)、「東京八景 2020」(un petit GARAGE、東京)、「PICK YOUR GOD 2020」(WISH LESS gallery、東京)など。
 
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金谷裕子 Yuko Kanatani

金谷裕子は、幾何学的で有機的なパターンを鮮やかな色彩で描く、細密画のようなペインティングやドローイングを中心に、アニメーションやインスタレーションといった多様な手法で作品を制作。作品を展覧会などで発表しているほか、ファッションブランドとのコラボレーション、ミュージシャンなどへのアートワークの提供、ワークショップなどを行っている。作品集に『MOYPUP(モイプアップ)』(2007)、『YXICOOO(イキシクー)』(2014)がある。
 
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小林健太 Kenta Cobayashi

小林健太は1992年神奈川県生まれ。写真家、アーティストとして東京と湘南を拠点に活動する。画像編集ソフトを用いて、自ら撮影した写真の一部を絵画のストローク(筆致)のように変容させた「#smudge」シリーズが代表作として知られている。立体、パフォーマンス、CG、VR、NFT、ファッションなどメディアを横断して写真表現の拡張を目指している。
 主な個展に、「EDGE」(agnès b. galerie boutique、東京、2022)、「THE PAST EXISTS」(三越コンテンポラリーギャラリー、東京、2022)、「Tokyo Débris」(WAITINGROOM、東京、2022)、「#smudge」(ANB Tokyo 6F Studio1、東京、2021)、グループ展に、「COMING OF AGE」(フォンダシオン ルイ・ヴィトン、パリ、2022)、「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」(水戸芸術館、茨城、2018)、「GIVE ME YESTERDAY」(プラダ財団 Osservatorio、イタリア、2016)など。2019年には、マーク・ウェストン率いるダンヒル、2020年春夏コレクションとのコラボレーション、また ヴァージル・アブロー率いるルイ・ヴィトン、メンズ秋冬コレクション2019のキャンペーンイメージを手がけた。作品は、サンフランシスコアジア美術館(アメリカ)などに収蔵されている。16年に写真集『Everything_1』、20年に『Everything_2』、22年に『The Past Exists』がNewfaveより発行。近刊に『untitled sky』(自費出版、2022)がある。
 
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倉田明佳 Akika Kurata

倉田明佳は1992年愛知県生まれ。2018年東京藝術大学美術研究科デザイン専攻描画・装飾研究室修了。現在、同大学教育研究助手。主な個展に、「Once upon a time」(八犬堂ギャラリー、東京、2022)、「HUG&KISS」(Artglorieux GALLERY OF TOKYO、東京、2021)、「描画図鑑」(佐藤美術館、東京、2021)、「PINK PANTHER」 /みうらじろうギャラリー、東京、2020)、「And It will be winter」(Corey Helford Gallery 、アメリカ、2019)など。主な受賞歴に、出現画会牛木匡憲賞(2022)、東京藝術大学安宅賞(2017)、愛知県立芸術大学卒業制作桑原賞(2016)など。
 
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上野裕二郎 Yujiro Uen

上野裕二郎は1996年京都府⽣まれ。2019年沖縄県⽴芸術⼤学美術⼯芸学部絵画専攻卒業。21年東京藝術⼤学⼤学院美術研究科芸術学専攻美術教育研究室修⼠課程修了。主な個展に、「上野裕⼆郎 個展」(東京アメリカンクラブフレデリックハリスギャラリー、東京、2021)、「上野裕二郎 個展 Surge / 渦動」(銀座蔦屋書店アートウォール・ギャラリー、東京、2021)など。受賞歴に、TURNER AWARD⼊選(2020)、第69回東京藝術⼤学卒業・修了作品展早暁賞受賞(2021)など。
 
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野原邦彦 Kunihiko Nohara

野原邦彦は1982年北海道生まれ。2007年に広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻専攻を修了。自身が感じ取った様々な状況を作品化し、現在の記憶からは排除されそうな自由や時間、欲望を表現する。色彩豊かで独創的な造形の木彫作品を中心に手がけ、近年はキャンバス作品や木の断片を用いたミクストメディアなどの平面作品にも取り組んでいる。20年のgallery UG Tennnoz(東京)のこけら落としとして個展「CYCLE」を開催。その他の主な個展に、「今夜は本屋でパーティー」(銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM、東京、2018)、「ステキな時間」(上野の森美術館、東京、2017)。国内での展示にとどまらず、台湾やシンガポールなどのアートフェアやグループ展にも参加している。
 
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大澤巴瑠 Hal Osawa

大澤巴瑠は1997年東京都生まれ。2020年多摩美術大学美術学部油画科卒業。22年京都芸術大学大学院芸術研究科美術工芸領域油画科修了。ARTISTS' FAIR KYOTO2023参加。
「『複製』という行為にあえてわたしはバグを起こす。この行為によってコピーをしたはずが、印刷物は別のオリジナルに変容してしまっている。私はデジタルの複製をアナログで複製することにより、価値の曖昧さを作品に仮託し、可視化した作品を制作している。(大澤巴瑠)」
 
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小津航 Wataru Ozu

小津航は1991年東京都生まれ。2017年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。東洋美術の山水画、浮世絵、洋風画や西洋美術の空間やモチーフなど過去の美術作品を参照しながら油彩画を制作している。昨今は「静物画」、「風景画」、「人物画」という絵画の基本の主題を通じながら、東洋的絵画空間にみられる(画家とモチーフとの関係性)や(絵画空間の設定)といった関係に注目をして東洋美術を再考するような制作を行なっている。
 
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新正春 Masaharu Shin

新正春は1996年⼤阪府⽣まれ。2021年京都芸術⼤学⼤学院修⼠課程美術⼯芸領域油画分野修了。NONIO ART WAVE AWARD 岩渕貞哉審査員賞(2020)、シェル美術賞⼊選(2020 )などを受賞。
 
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横田大輔 Daisuke Yokota

横田大輔は1983年埼玉県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。記憶と現在、イメージと現実の関係性をテーマに据え、カラーからモノクロへの変換、印画紙の腐食やサビをスキャンしたシリーズやシルクスクリーンへの印刷、ロール紙を用いた大規模なインスタレーションを自らの手で燃やして灰にする過程を写真に収めるなど、実験的な方法を取り入れながら作品を制作している。2008年に「キヤノン写真新世紀」佳作、10年に第2回写真「1_WALL」グランプリを受賞し、12年よりヨーロッパやアメリカでも活動を展開。オランダ・アムステルダムのUnseen Photo Fairにて「The Outset I Unseen Exhibition Fund」の第1回受賞者に選ばれる。主な展覧会に、「Site / Cloud」(Foam 写真美術館、オランダ、2014)、「Matter」(Foam 写真美術館、オランダ、2017)、「SHAPE OF LIGHT」(Tate Modern、イギリス、2018)、「Painting the Night」(Centre Pompidou-Metz、フランス、2018-2019)、「Photographs」(rin art association、群馬、2021)など。これまで発表した写真集に、『MATTER/BURN OUT』(アートビートパブリッシャーズ、2016)、『垂乳根』(Session Press、2015)、『VERTIGO』(Newfave、2014)ほか多数。
 
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安田知司 Tomoshi Yasuda

安田知司は1985年北海道生まれ。2008年に京都嵯峨芸術大学(現・嵯峨美術大学)芸術学部造形学科油画分野卒業。デジタル画像を構成するピクセルを触覚感覚として認知できる大きさまで拡大した絵画作品を制作。鑑賞者の意識がものの見え方にかかわっている点に着目し、意図して鑑賞者と作品とのあいだに境界線を生み出すことで、「見る」ことについての再考を促す作品を手がけている。関西を拠点に作品を発表。主な展覧会に、「Tomoshi Yasuda in the PORTER Gallery1」(PORTER OMOTESANDO、東京、2022)、「ART TAIPEI 2022」(台北世界貿易センター、台湾、2022)、「あまがさきアート・ストロール in A-Lab Enjoy!」(あまらぶアートラボ A-Lab、兵庫、2022)、 「紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA 2021」(グランフロント大阪)、「Landscape before being named」(GALLERY wks.、大阪、2021)、「ART in OFFICE “SESSEN”」(FM802・FM COCOLO本社、大阪、2020)、「FOCUS -Four Painters- Various Artists」(TEZUKAYAMA GALLERY、大阪、2020)、「real SOU#4 時の戯れ」(茨木市本町センター、大阪、2020)、 「シェル美術賞展」(国立新美術館、東京、2018)などがある。
 
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加納俊輔 Shunsuke Kano

加納俊輔は1983年大阪府生まれ。2010年京都嵯峨芸術大学(現・嵯峨美術大学)大学院芸術研究科修了。現在京都在住。写真(を撮る/を視る)を主なメディアとして扱い、イメージと物質の関係性についての考察を軸に、「視る」という体験をとらえ直す試みとして平面、立体、映像と多岐の表現形態で展開している。近年の展示に、「サンドウィッチの隙間」(京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル、2021)、「滝と関」(Maki Fine Arts、東京、2021)、「VOCA展2017」(上野の森美術館、東京、2017)、「これからの写真」(愛知県美術館、2014)、「第8回 shiseido art egg|ジェンガと噴水」(資生堂ギャラリー、東京、2014)など。また、上田良、迫鉄平とのユニット、THE COPY TRAVELERSとしても活動。
 
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  • 会期 2023年2月13日(月) - 2023年3月31日(金)※終了日は変更になる場合があります。
  • 場所 オンライン販売 OIL by 美術手帖
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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