【展示】古賀充個展-birds, bees, sharpeners-

アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2023年09月16日(土) - 09月29日(金)
人が視ることができないもので、表現できないものを表現するアーティスト古賀充の個展を銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前にて9月16日(土)〜9月29日(金)の期間に開催いたします。
 
鉛筆によるモノクロームの細密描写で“空間と存在”を追求し続ける古賀充。
「記憶と存在のフィルター」、「スーパーオブジェクト」と、同テーマへの模索を試み続けた後、最新作では「鳥も蜂も鉛筆削りも時計も双眼鏡も電圧計もリンゴもオルゴールも、元は一つであり、よりあまたである」との思いのもと、“認識“が生み出す境界に焦点を当てています。
 
 
[アーティストステートメント]
人はモノを知覚する際、常に最新の情報を得続けていると錯覚している。同じ空間に存在する物質を知覚しているのだから同じ時間を共有している状態を他の違う状態と疑うことは少ないはず。しかし実は自分という存在が他の存在を知覚する際、とても微量な差なので感じられないが、双方同士には時間的な差異が生じているのだ。
つまり人が今まさに知覚している目の前の対象はその対象の少し過去の情報ということになる。そして最新の情報はその対象自身にのみ知り得る。
存在者(自身)は他の存在の常に過去の情報を、知覚することによって現在という状態に置き換え、あたかも同じ時間軸にその対象が存在しているように錯覚している。存在は他者から知覚した自身も含め、自身の最新の情報を何よりも自身が得るために何層ものフィルターに覆われているのだ。私たちが知覚する全てのモノは何層ものフィルターで覆われている。
このフィルターにより私たちはモノの過去の情報しか知覚出来なくなっているのだ。
対象とはそのようにして収集した過去の情報を元に最新の情報を予測して構築することで目の前に知覚を通して存在している。
私は目の前の対象が持つ最新の情報がどういうものか知りたい。
 
[アーティストプロフィール]
古賀充 Mitsuru Koga

1987年  長崎県生まれ
2010年  大分県立芸術文化短期大学専攻科美術専攻修了 修了制作大学買上げ   
2012年  大分けんしん美術展 朝日合同新聞 新聞社賞受賞
2013年  大分けんしん美術展 大賞受賞
2019年  ONE ART AWARD受賞(台北)
2023年 アートフェア東京出品
 
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:9月16日(土)10:30~販売開始
オンライン:9月18日(月)10:30~販売開始
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
 
\オンラインストアで購入する/
2023年9月18日(月)10:30~販売開始
  • 会期 2023年9月16日(土) - 2023年9月29日(金)※終了日は変更になる場合があります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
mail

メールマガジンで、イベント·フェア情報をいち早くお届けしています。ぜひご購読ください。

メルマガ登録はこちら

SHARE

一覧に戻る

RELATED EVENT

RELATED ITEMS

STORE LIST

ストアリスト