【ブックフェア】「1968―激動の時代の芸術」展開催記念
アート
BOOK(アート) 2018年10月01日(月) - 11月11日(日)
「50年前の芸術はこんなにも熱く激しかった。」
現在、千葉市美術館で「1968年―激動の時代の芸術」展が開催中です。
1968年は、世界的に近代的かちがゆらぎ、各国各地で社会を騒然とさせる出来事がわきおこった20世紀の転換点ともいえる激動の年です。日本でも全共闘運動やベトナム反戦運動などがおこりました。
そんな1968年は、日本の芸術においても重要な時期で、現代美術、演劇、舞踏、漫画、映画・・・それぞれのジャンルにおいて既存のスタイルを打ちやぶるような表現が次々と声をあげました。赤瀬川源平、高松次郎、0次元、横尾忠則、宇野亜喜良、関根伸夫など、この時代に活躍していた人々の名前を列挙するだけでも、激しい時代であったことがうかがえます。
ふたたび世界に目をむけると映画では、「2001年:宇宙の旅」、「猿の惑星」と、SF界の象徴的な作品が公開され、哲学界ではジル・ドゥルーズの代表作である『差異と反復』が刊行されました。川端康成がノーベル文学賞を受賞したのもこの年です。
幻の詩人・帷子耀の詩がわずか13歳で現代詩手帖に掲載されたのも1968年です。芸術のみならず、さまざまな文化が燃えあがった1968年。
今回は、本展の図録、そして1968年に関する書籍をはじめ、1960年代に活躍をした美術家の書籍、また世界にも目を向け、ドゥルーズ=ガタリの書籍などを集めました。
展覧会と合わせて、ぜひ激動の時代「1968年」の熱を感じとっていただきたいです。
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【展覧会情報】
「1968年―激動の時代の芸術」
会期:2018年9月19日-11月11日
場所:千葉市美術館
- 会期 2018年10月1日(月) - 11月11日(日)
- 時間 10:00~22:30(営業時間)
- 場所 BOOK(アート)
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755