【展示】市川慧「Neo-Futurism Lab」

アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2024年02月17日(土) - 03月08日(金)
市川慧「Neo-Futurism Lab」を銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前にて、2024年2月17日 (土)~3月8日 (金)の期間で開催いたします。本展示では、新作のシルクスクリーン作品の数々が展示されます。ぜひご高覧下さい。
 
[展覧会タイトルによせて]
今回の作品はオリジナルの絵画を4色分解し新たなキャンバス上に再構築するシルクスクリーン技法で表現しました。 作業工程で発生するノイズや、色ムラから生まれる原画の秘密性は、私達がそれぞれ持っている深層心理と似ているのかもしれません。 瑣末な出来事から心の内面に至るまで、 SNSで発信する写真や情報にフィルターをかけ、 リアリティから遠のいたバイアス越しの世界を閲覧し共有、 評価し合う私達の日常。 そんな中での現代病なのか、リアルな手の痕跡やマチエールを見せることに正直ためらいを感じることがあります。ペインティングにシルクスクリーンという名のフィルターをかけ、 絵画のマチエールの匿名性から現代社会における実存、物事の本質がどこにあるのかについて問うことが今回のテーマです。 また、 以前から試作、研究をしているモチーフを連続することで絵画の中に時間やスピードを感じさせる表現は版画との相性も良いと感じ、 版画作品にしてみました。速度礼賛的な習慣を自覚なく持ち、 映画も早送りで見るz世代の未来派的版画作品、すべて1枚限定作品として制作しました。
 
「fish story 2024-02」、2024、347×423mm×シルクスクリーン
 
[アーティストステートメント]
画面の中に西洋絵画の奥行きのある写実的技法と日本の絵画表現における超平面的な表現を共存させた、コラージュを用いたミクストメディアによる独自技法など研究・試作中。
混沌とした現代社会の中に存在するどこか欠落したものを抱えて生きる人々の象徴のような背広姿のAKIOと二次元で描く魔法少女などのキャラクター達。独自の精神世界の概念を投影したモチーフ達を次元の違うもの同士がクロスオーバーする特異点を舞台に配置し、現実と虚構が入り混じる世界観を表現している。キャンバスという舞台の上で、映画監督のように彼らを演出するような感覚で制作している。
 
「Love14」、2024、347×423mm、シルクスクリーン
 
[アーティストプロフィール]
市川 慧 / Kei Ichikawa
2003年
生まれ
2022年
都立総合芸術高校卒業
同年東京藝術大学美術学部絵画科油絵専攻入学
2023年
2月 グループ展「ROOM206展」 アーツ千代田3331
4月 グループ展「二而不二(二二フニ)」 MEDEL GALLERY SHU
7月 グループ展「ROOM206 vol.2 ナインフィッシュストーリーズ」 渋谷ヒカリエ8/CUBE1,2,3
9月 個展「Tokyo Planetes」 銀座蔦屋書店
12月 グループ展「SHIBUYA STYLE vol.17」 西武渋谷
 
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭およびアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
 
\オンラインストアで購入する/
  • 会期 2024年2月17日(土) - 2024年3月8日(金)※終了日は変更になる場合があります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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