【広島 蔦屋書店】いとお菓子

フェア・展示
1号館1F マガジンストリート 2023年11月21日(火) - 12月03日(日)
 
お菓子のはじまりは2000年前とも8000年前とも言われておりますが、今も昔も心惹かれる愛しいものに変わりありません。日本で一番古いお菓子は「おこし」で、最初に伝わった洋菓子は南蛮菓子とよばれた「カステラ」や「ビスケット」。やはり文明開花あたりから広く発展していったようですね。紫式部も食していたといわれる椿餅(つばいもち)は『源氏物語』にも登場しますが、現存する椿餅を紫式部が私たちと同じように食べていた!食べながら『源氏物語』を書いた!?と想像すると何だか身近に感じますね。フランス王妃マリーアントワネットはお菓子好きで知られていますが、特に愛したお菓子のひとつに「クグロフ」があります。ナッツやフルーツが入った王冠のような形のクグロフを愛でながら、優雅に召し上がっていたことをこれまた想像して真似して食べてみたくなりますね。パンが食べられず困窮する民衆に「パンがなければお菓子をたべればいいじゃない」と言って人々の反感をかったと言われるマリーアントワネットですが、お菓子をはじめ多くの食文化を広めました。彼女が愛したパンやスイーツは時を超えて現代もなお愛され続けているのです。時代が違えば流行に敏感な人気者王妃になっていたのではないでしょうか。
先人達から受け継がれる素晴らしいお菓子の数々、また現代のパティシエ達が生み出す魅力的なお菓子は私たちの日々の生活に癒しのひと時を注いでくれるのです。
 
このようにお菓子は時代も国境も越えて人々が関わり合える、味わえる、まさにいとお菓子な人類の宝物といえるでしょう。ひとつのお菓子の作られた時代や国を想いながら召し上がるとより味わい深いものになるかもしれません。
広島 蔦屋書店ではお菓子のフェアを開催します。美味しい焼き菓子と籠や木製のお菓子の入れ物も販売します。お菓子の本と併せてお楽しみください。
 
 
【お取り扱いブランド】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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  • 期間 11月21日(火) - 12月3日(日)
  • 場所 1号館1F マガジンストリート

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