春の風を感じよう
ONJAPAN
2021年02月20日(土) - 04月26日(月)
『春の風を感じよう』のフェアが始まりました。
ONJAPANでは春の風を感じながら楽しんでもらえる様なトモタケの商品が入荷しています。
トモタケの染めと刺繍が1針1針丁寧に彩ります。
あんぱんや花柄春色のハンカチ、コースター、レジャーシート、ブローチなどの
お散歩に行っても、おうちでも少し暖かい風を感じてみませんか?
春が着実に近づいていますよ〜!
トモタケ
"トモタケ"とは、布を主な素材として作家活動をしている朝武雅裕さんととデザイナーである朝武広子さんの夫婦が一緒にものづくりをしている時の名称です。布を染めたり刺繍をしたり、それらが色々なものに形を変えて様々なシーンにとけ込んでいく様子を楽しみながら作っています。
トモタケの泥染は、染色を学んでいた学生時代、奄美大島やアフリカの伝統的な泥染の技法をヒントに、田んぼの泥を使って布に落書きを染めつけた事が始まりです。 下染めには、五倍子(ヌルデの木にできる虫こぶ)から抽出されたタンニンを使い、鉄分を含ませた泥を使って指で泥を塗り込むと、タンニンが泥の中の鉄分に反応して黒く染まります。
描くモチーフによって、指でそのまま描いたり、型を使ってシャープに染め分けたり、濃淡をつけてみたり、色糸で刺繍をしてみたり、日々試行錯誤を重ねながら表現方法を見つけています。五倍子のタンニンで下染をした布は、時間をかけて飴色に、鉄分で黒く染まった部分は、青みがかったチャコールから優しいブラウングレーに変化していきます。
手染め、手刺繍のため、同じ柄でも染めの濃淡や柄の配置、バランスなどが1点ずつ異なります。