【展示】人間国宝の染織家・志村ふくみ 生誕100年展を7月27日(土)より開催。染織と文筆の両面からこれまでの活動を振り返る。

展示・展覧会
2024年07月27日(土) - 08月16日(金)
京都 蔦屋書店では、染織家・志村ふくみの生誕100年展を、6Fアートスクエアにて2024年7月27日(土)~8月16日(金)の期間に開催します。
 
 
 
概要
2024年9月に100歳を迎える、重要無形文化財保持者、人間国宝の志村ふくみ。草木の色を絹糸に染め、紬織(つむぎおり)による表現の道を極めた染織家です。着物や、反物を仕立てる際に残った「小裂(こぎれ)」を用いた作品などを手掛け、自然の織り成す色の美しさを表現してきました。染織家としての活動と並行して、文筆家としても精力的に活動を続けており、これまで数々の作品を執筆しています。
本展では、生涯、芸術を追い求めてきた志村ふくみの活動を辿るパネル展示のほか、植物で染めて織った「裂(きれ)の額」などの作品、オリジナルの織機「hatari」、織にまつわる道具を展示します。また、志村ふくみの孫の志村昌司を中心とした次世代の作り手による染織ブランド「アトリエシムラ」のストールや、小裂を使った御朱印帳、レターセットなどの商品、志村ふくみの著書も合わせて展開します。志村ふくみが紡ぐ色と言葉の世界をお楽しみください。

 
 
展示作品の販売について
すべて店頭にて7月27日(土)10:00より販売します。
※一部非売品もあります。
 
 
7月27日(土)にはトークイベントを開催
「志村 ふくみ 生誕100年展 開催記念 小室真以人×志村昌司 トークイベント」
展示の開催を記念して、ゲストに”MAITO/真糸”小室真以人さんをお迎えし、アトリエシムラ代表・志村昌司さんと「染織の未来を考える」というテーマでトークイベントを行います。
 
■場所|京都 蔦屋書店6F シェアラウンジ
■日時|7月27日(土)11:00~12:30
■参加料|1,650円(税込)
■申込締切
店頭参加:オンラインでのご予約受付は、7月26日(金)18:00まで
※空席がある場合は、当日会場でのお申込みも可能です。
※オンライン配信はありません。
 
 
 
 
作家(ブランド)プロフィール
志村 ふくみ
1924年、滋賀県近江八幡生まれ。染織作家、随筆家。草木の色を絹糸に染め、紬織による表現の道を一途に極めた染織家。染織と文筆の二つの仕事を通して、生涯、芸術と魂の真理を追い求めてきた。1956年頃から母の指導で植物染料と紬糸による織物をはじめる。1990年紬織で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。1993年、文化功労者となる。2014年、京都賞受賞。2015年文化勲章受章。著書に「一色一生」「続 織と文 篝火」「ちょう、はたり」など多数。
 
アトリエシムラ
アトリエシムラは染織家・志村ふくみの孫である志村昌司を中心とした次世代の作り手たちによる染織ブランドです。京都・東京の工房には植物の色彩世界に魅了された者たちが集い、一点ものの商品をひとつひとつおつくりしています。染織を通して豊かな思想を継承しながら、暮らしを美しくすることや、時代にふさわしい活動のあり方を日々探求し、「ワークショップ」や「学びの会」など染織を中心とした文化体験の場をつくるなど、新しい試みを続けています。自然と芸術の中への学びを共に深めていける方々との出会いを楽しみに、つねに扉のひらかれた工房でありたいと願っています。 
アトリエシムラ Shop & Gallery 京都本店:https://www.atelier-shimura.jp/blogs/store/kyoto
 
 
展示詳細
志村 ふくみ 生誕100年展
会期|2024年7月27日(土)~8月16日(金)
時間|10:00~20:00 ※最終日のみ17時閉場
会場|京都 蔦屋書店 6F アートスクエア
主催|京都 蔦屋書店
協力|株式会社 ATELIER SHIMURA
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)/kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
 
 
 
  • 会期 2024年7月27日(土)~8月16日(金)
  • 時間 10:00~20:00 ※最終日のみ17時閉場
  • 会場 京都 蔦屋書店 6F アートスクエア
  • 主催 京都 蔦屋書店
  • 協力 株式会社 ATELIER SHIMURA

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