【富山 英輔さん(『SHONAN TIME』編集長)】未来のためのサステナブルアクション
湘南カルチャーとライフスタイルを発信する雑誌『SHONAN TIME』。自身もサーフィン好きで、この土地ならではの暮らしを楽しんでおられる編集長の富山さんに、湘南らしい「サステナビリティ」の形についてお尋ねしました。
変化を避けることはできないし、いい意味で変化しながら湘南らしいアイデンティティを維持して欲しいです。
社会が変化しても、湘南の生きた自然、自然と人間生活のバランスのあり方は変わらないでほしいと思います。
富山 英輔
ライター・編集者・出版社代表。1998年に『湘南スタイルmagazine』を創刊し、編集長を19年務めたのち、2017年秋、湘南の新たなカルチャー&ライフスタイル誌『SHONAN TIME』を創刊。湘南発信を大切に、湘南のリアルな空気や文化、暮らしを届けている。企業や行政の製作物なども手がける。鎌倉市在住。
Q1.富山さんが日々心掛けているサステナブルな行動はありますか?
A .ローカルな価値を見直すこともサステナブルな活動だと思っています。
自分にできることとして、湘南でサステナブルな活動をしている方々を誌面を通して紹介していきたいと考えています。
今回の「湘南発 地球を考える」特集はその取り組みの大きなひとつです。
また、地産地消を含め、ローカルな価値を見直す重要性を感じており、それは『SHONAN TIME』にもつながります。
Q2.湘南だからこそ提案すべき「サステナブルな取り組み」には、どんなことがあると思いますか?
A.自然が身近な湘南だから、理論ではなく、日常生活の中でできることがある。
サステナブルへの意識の多くは自然を感じるところから生まれるものだと思いますが、湘南には海や緑など生きた自然があることに価値を感じて住んでいる人が多いです。
理論ベースやビジネスベースではなく、日常生活の中からサステナブルを意識し、小さいところから実践している方が多いことが湘南のサステナブルな取り組みの可能性だと思います。
Q3.富山さんが描く2030年の湘南、どんなところが変わっていて欲しい、どこは変わらないでいて欲しいと思いますか?
A .変化をしながらも、湘南らしさを維持して欲しい。
変化を避けることはできないし、いい意味で変化しながら湘南らしいアイデンティティを維持して欲しいです。
社会が変化しても、湘南の生きた自然、自然と人間生活のバランスのあり方は変わらないでほしいと思います。