【イベントレポート】湘南和ハーブあしもとのたからもの

初夏の湘南で和ハーブを満喫する1日。


夏のような青空が広がった5月28日土曜日、和ハーブを学び、楽しむイベントが開催されました。
和ハーブとは、日本で古くから親しまれ、有用されてきた植物の総称。
湘南T-SITEの近くでも、実はあちこちで見つけることができます。
この日は、たっぷり和ハーブの魅力を味わう一日。
午前中は近くの長久保公園を散策して、実際に和ハーブの木や葉を見つけながら講師の先生のお話を伺うフィールドワーク、午後は座学、という盛沢山なメニューでした。
 
午前中の講師は、一般社団法人 和ハーブ協会の古谷暢基さん。
まずは全員で長久保公園へ。入口近くのクスノキの前で古谷さんが足を止め、早速ミニ講義が始まります。
クスノキをベースに、生態系そのものの仕組みについてなど、ミクロからマクロまでお話が広がっていき、皆さん、熱心にメモを取ったり、写真を撮ったりしながら耳を傾けます。
 
こちらはタブの木とタブの実。
実は黒くなると、食べられるそうで、アボカドのような味なんだとか(とはいえ、「食べる人はあまりいない(笑)」と、古谷さん)。
 
葉の裏がザラザラとしているので、ヤスリとして使われていたというムクの葉。
葉の特徴や見分け方についても教えていただきました。
 
 
参加者の方々のメモ。特徴がわかりやすい!思わず、写真に撮らせていただきました。

和ハーブフィールドマスターの資格を持つ大橋マキさん。
今お住まいの葉山で、古老賢者の方々から暮らしの知恵や郷土の歴史を学んでいるそうで、和ハーブにまつわる古老たちのお話も聞かせていただきました。

 
「蚊に刺されたら、ヨモギの葉をつぶして塗ると、よく効くんです。
特に刺されてすぐ塗ると、効果てきめん」と、古谷さん。
また、ジェノベーゼソースのバジルの代わりにヨモギを使うと、バツグンにおいしいのだとか。
和ハーブの昔からの使い方、新しい楽しみ方、いろいろ教えていただきました。

毎日何気なく通り過ぎている家の近くにも、たくさんの和ハーブがあること、
そして、それぞれがたくさんの効能や力を持っていることなど、ひとつひとつのお話に、皆さん、うなずき、感心することしきり。
あっという間の2時間でした。
 
 
午後は、湘南ラウンジで実習&お勉強。
 
 
お昼休みをはさんで、午後は湘南ラウンジにて座学がスタート。
始まる前から、すでにテーブルにはドクダミの花がたっぷりと活けられ、
参加者のテーブルにも、ドクダミやガラス瓶が並べられています。

まずは大橋マキさんによる、葉山の和ハーブのお話。海辺で、内陸で、山間で、さまざまな形で生活の中で利用されてきた歴史がわかります。
 
そして今日のテーマであるドクダミのお話。
どんな効能があり、どのように活用できるのか?というお話のあとには、早速、参加者自らチンキを作ってみることに。
テーブルに並べられたドクダミの葉を摘んで、ビンにぎゅっと押し込み、用意されたジンを注いで蓋をします。
そのまま2週間待って葉を取り出せば、ドクダミチンキが出来上がります。
 
殺菌作用があるので、うがい薬にしたり、精油をプラスして消臭スプレーにしたり、いろいろ使えるそうです。
ドクダミの芳香蒸留水は、作るのに時間がかかるので、できあがったものを皆さんに分けていきます。香りも穏やかなので、スキンケアにも使えるんだそう。
サンプルを皆さん、試しておられました。
 
最後は、午前中のフィールドワークの講師も務められた古谷さんの和薬講座がありました。
一日和ハーブに触れて学んで、その魅力を十分に満喫することができました。
 
 
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