【展示】Mrs. Yuki「どこでなにをしているのか」展

フェア・展示
六本木 蔦屋書店2F BOOK GALLERY 2022年08月17日(水) - 10月09日(日)
六本木 蔦屋書店では、店内のギャラリースペース「BOOK GALLERY」にて、2022年8月17日(水)~10月9日(日)の期間、美術家・Mrs. Yuki(ミセスユキ)の個展「どこでなにをしているのか」を開催いたします。

ご好評につき、10月9日(日)まで延長いたします。(9月23日更新)
 
 
Mrs. Yuki(ミセスユキ)は、自然界の遺伝交配に関心をいだいた平嶺林太郎と爬虫類や昆虫がもつ形状や色彩に惹かれる大久保具視が出会い、2009年に結成したアーティストユニット。
ボールパイソンの飼育・繁殖を切っ掛けに生命の固有性に分け入り、生物学的な観察を造形の実践を試みている。生物学的観測と作品の彫刻的な実践を統合し、生命の固有性を探求しながら制作活動を行っている。
 
これまでの作品は、飼育ケースが既成の椅子やキャビネットに組み込まれた《Life-Life》では、ボールパイソンの飼育が作品自体に付与され、交配によって生まれた表皮模様と変異種の継承が図られている。《Footprint》は、モルタルを這うボールパイソンの痕跡をとどめ、表面は墨汁が塗られている作品。凝固前の支持面を進む蛇の運動は、筋肉の蠕動によって溝の深度や線の強弱を生み、あたかも書の筆致のようにその「足跡」が刻まれている。
 
生命の所作が線やかたちとなる作画の手法に立ち返り、書と絵画、また本能的な反応と偶然性とが未分化な領域として捉えられている。
《Emblem》では、昆虫のもつ保護色や模様のパターンがエンブレムの図案のように組み替えられ、作家の介入による自然の変形が、昆虫標本として実証的に示さているなど、他にも幾つかの作品のシリーズがある。

今回の個展では、《Footprint》の最新作約20点の中から構成され、大小様々なキャンバス作品が展示されます。自然のあり方を浮き彫りにするMrs. Yukiの活動は、新たなかたちや種が生まれる諸条件を反映し、生命そのものの不思議や価値を美術の体系のうちに位置付ける試みをぜひご覧ください。          
 
【プロフィール】
 Mrs. Yuki(ミセスユキ)
2009年に結成。
 
平嶺林太郎(ヒラミネリンタロウ)
1983年鹿児島県生まれ。2008年東京造形大学大学院美術研究領域修了。
 
大久保具視(オオクボトモミ)
1982年神奈川県生まれ。2008年東京造形大学大学院美術研究領域修了。
現在、東京を拠点に活動。主な個展に2013年「life-life」(CAPSULE/東京)、「足跡」(駒込倉庫 Komagome SOKO/東京)、グループ展に2013年「物質と彫刻 -近代のアポリアと形見なるもの- 展」(東京藝術大学陳列館/東京)、「Identity IX -curated by Reiko Tsubaki-」(日動コンテンポラリーアート/東京)、「DOUBLE MESSAGE」(SCAI THE BATHHOUSE/東京)、2014年「Find ASIA」(ヨコハマ創造都市センター/神奈川)、2016年「ART VACANCES」(GALLERY HIRAMINE/鹿児島)、「ZOKEI NET 50」(アーツ千代田3331/東京)、2019年「THE TETORAPOTZ」(rin art association/群馬)、
2020年「Mrs. Yuki presents THE TETORAPOTZ SHOW」 (六本木蔦屋書店/東京)、「SCAI THE BATHHOUSE 30th Anniversary Exhibition」 (駒込倉庫/東京)、2021年「レントゲン30周年記念展 玄趣 GEN-SCH」(玄趣庵/東京)
など。

 
  • 前期 2022年8月17日(水)~9月2日(金)
  • 後期 2022年9月10(土)~10月9日(日)
  • 場所 六本木 蔦屋書店2F BOOK GALLERY
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