【5周年】梅田 蔦屋書店を巡るアート|鈴木崇「BAU」

写真家 鈴木崇による作品「BAU」はドイツ語で構築・建築を意味し、シリーズ合計500種類を超えるイメージで構成された完成度の高い作品です。日用品である「スポンジ」を用いた当作品は「BAU」の意味するところにとどまらず、私たちの視野や理解をしているはずのスポンジを新たなカタチとして眼前に現れます。
 
 
こうして梅田 蔦屋書店に飾られた。

「BAU」が展示されている場所は多目的スペースへの通り道に位置します。誰もが楽しみ、ユーモアがあるもの。少し長めの通路を歩きながらも心に残るもの。誰もが通る場所に誰もが使用する「スポンジ」を用いた当作品は、梅田 蔦屋書店にお客様が気軽に話題とすることも多い、ポップな印象を受けます。

作者である鈴木氏とはオープンの前からどのように展示をするか、入念に打ち合わせを行いました。BAUは通常[高さ110×幅85×厚み25mm]と小ぶりで厚みのある作品。ただ、そのままの形状だとお客様とぶつかることを避けることや破損を防ぐために、現在展示をしているアクリルマウントでの薄い仕上げで、目に入りやすいA5サイズでの特別仕様による「BAU」を展示することとしました。こちらの作品形体での「BAU」をご覧いただけるのも当店のみです。

鈴木氏とはその後も写真集『BAU』と『ARCA』(共にIMA Photobooks)の刊行を記念したトークイベントを行いました。

 

[作品タイトル]鈴木崇「BAU」
[サイズ]H240×W185mm
[プリント]タイプCプリント(アクリルマウント)
[展示点数]1点

 

※記事は2020年3月の情報です。

 

      
 
 
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