【フェア】BOOK BOX No.65『菊地信義と水戸部功の本棚』

建築・デザイン
蔦屋書店2号館 1階 建築・デザインフロア 2019年11月04日(月) - 11月30日(土)
毎月、今注目のクリエイターをご紹介している箱の様な本棚 [BOOK BOX] 。
今月は装幀者のふたり、菊地信義と水戸部功の本棚。

1万5千冊を超える本の装幀を手がけ、40年以上にわたり日本のブックデザイン界をリードしてきた菊地信義。その仕事を追い、ものづくりの原点に迫ったドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』が12月14日(土)より公開になります。
 
美しく刺激的な本づくりで多くの読者を魅了し、大江健三郎、古井由吉、吉本隆明、平野啓一郎、金原ひとみら多くの作家たちに愛されてきた菊地。
 
そして菊地の弟子であり、飛浩隆『ポリフォニック・イリュージョン』、島田雅彦『君が異端だった頃』、「ハヤカワ・ポケット・ミステリ」シリーズなど、先鋭的なデザインで唯一無二の存在感を放つ水戸部功。ブックデザインの最前線でともに研鑽し、進化を続けるふたりの近年の仕事を中心に集めました。

フェア期間中の11月28日(木)には、菊地信義と水戸部功に依るトークイベント・サイン会を開催致します。
師弟関係でデザインを学ぶ事が少くなった時代に、どの様にして教え、学んでいったのか。貴重なお話を伺う機会になりそうです。

【関連イベント】ドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』公開記念トークイベント 登壇者:菊地信義、水戸部功
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/architectural-design/11108-1237571118.html
 
【プロフィール】
菊地 信義 (きくち・のぶよし)
1943年生まれ。多摩美術大学中退。1977年装幀家として独立。1984年第22回藤村記念歴程賞、1988年第19回講談社出版文化賞。講談社文庫、講談社文芸文庫、平凡社新書、現代詩文庫のフォーマットや、「古井由吉作品」、『澁澤龍彦全集』『新編 日本古典文学全集』等を手がける。
主要著書に『菊地信義 装幀の本』(リブロポート、1989年)、『装幀=菊地信義の本』(講談社、1997年)、『樹の花にて』(白水社、1993年)、『新・装幀談義』(白水社、2008年)、『菊地信義の装幀』(集英社、2014年)等。

水戸 部功 (みとべ・いさお)
1979年生まれ。2002年多摩美術大学卒業。在学中から装幀の仕事をはじめ、現在に至る。2004年造本装幀コンクール展 審査委員奨励賞受賞。2011年第42回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。
  • 会期 2019年11月4日(月)~2019年11月30日(土)
  • 時間 7:00~深夜2:00(営業時間)
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 建築・デザインフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 マジックアワー
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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