【フェア】『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』第二刷発行記念フェア 「建築のイメージ、テクストの建築」
建築・デザイン
蔦屋書店2号館 1階 建築・デザインフロア 2020年09月16日(水) - 10月31日(土)
「建築のことばを探す 多木浩二の建築写真」、被写体の建築家は、篠原一男(1925-2006)、坂本一成(1943-)、伊東豊雄(1941-)、白澤宏規(1943-)で、それぞれの建築家が生前の多木から預かったというフィルムおよびプリントを複写。
本書編者のアーティスト・飯沼珠実が、本書刊行までにみつけた多木の建築写真は12,000コマを数え、収録写真の半数以上が、撮影から50年前後のときを経て、初めて発表されます。
この度代官山 蔦屋書店では、故・多木浩二(1928-2011)が1968年から1979年に撮影した個人住宅17軒、125点の写真を収録した本書籍の第二版を記念し、選書フェアを開催致します。
選者:門脇耕三、元木大輔、本橋仁、飯沼珠実、山をおりる(春口滉平、中塚大貴、綱島卓也)
各選者がテーマに沿って関連書籍をセレクト、全書紹介コメントとともに展開しております。
本書編者のアーティスト・飯沼珠実が、本書刊行までにみつけた多木の建築写真は12,000コマを数え、収録写真の半数以上が、撮影から50年前後のときを経て、初めて発表されます。
この度代官山 蔦屋書店では、故・多木浩二(1928-2011)が1968年から1979年に撮影した個人住宅17軒、125点の写真を収録した本書籍の第二版を記念し、選書フェアを開催致します。
選者:門脇耕三、元木大輔、本橋仁、飯沼珠実、山をおりる(春口滉平、中塚大貴、綱島卓也)
各選者がテーマに沿って関連書籍をセレクト、全書紹介コメントとともに展開しております。
【プロフィール】
門脇 耕三/建築家
建築家、建築学者。明治大学准教授、アソシエイツ株式会社パートナー。博士(工学)。 1977年神奈川県生まれ。2001年東京都立大学大学院修士課程修了。東京都立大学助手、首都大学東京助教などを経て現職。現在、明治大学出版会編集委員長、東京藝術大学非常勤講師を兼務。第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展にて日本館のキュレーターを務める。 専門は建築構法、構法計画、建築設計。効率的にデザインされた近代都市と近代建築が、人口減少期を迎えて変わりゆく姿を、建築思想の領域から考察。建築の物的なエレメントへのまなざしに根ざした、独自の建築論も組み立てている。
著書に『シェアの思想/または愛と制度と空間の関係』(LIXIL出版,2015)、建築作品に《門脇邸》(2018)など。
https://www.kkad.org/
元木 大輔/建築家
DDAA/DDAA LAB代表。CEKAI所属。Mistletoe Community。シェアスペースhappa運営。武蔵野美術大学非常勤講師。
1981年埼玉県生まれ。2004年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、スキーマ建築計画勤務。2010年、多分野にまたがるプロジェクトを建築的な思考を軸に活動するデザインスタジオDaisuke Motogi Architecture (現DDAA)設立。2019年、Mistletoeと共に実験的なデザインとリサーチのための組織DDAA LABを設立。2020年10月初の著書となる「工夫の連続 ストレンジDIYマニュアル」が晶文社より発売。2021年第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展出展。
飯沼 珠実/アーティスト
建築の建築 代表。Kana Kawanishi Photography所属。武蔵野美術大学特任講師。
1983年東京都生まれ。2006年武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業、2008から2013年をドイツ・ライプツィヒで過ごす(2011年度公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員)。2011年よりライプツィヒ拠点の出版社 Lubok Verlagで働き、アジア地域のアートブックフェア多数に出展。2013年より東京藝術大学大学院に在籍、2018年に博士論文『書籍が建築になること-ル・コルビュジエのタイポグラフィ』で博士号取得。2020年には版元 建築の建築を設立。2021年1月には飯沼珠実のリサーチ発表展「建築のことばを探す 多木浩二の建築写真」(OPEN SITE 5)がトーキョーアーツアンドスペース 本郷で開催。
本橋 仁/建築史家
大正期新興美術運動の研究をキッカケに、美術と建築との関係に探りを入れはじめ、いまは京都国立近代美術館のキュレーターとして生計を立てている。煉瓦造について詳しい。近代建築が次々壊される状況に胸を痛めているが、まずはヒトの建築衝動を刺激することが一番の保存運動だと考えており、建築を楽器にみたてる「建築楽器」や、洋館や納豆工場での演劇「家を渉る劇」(黒田瑞仁・渡辺瑞帆と協働)を企画している。
山をおりる/エディトリアル・コレクティヴ
建築・都市のあたらしい表現を模索するためのエディトリアル・コレクティヴ。ウェブマガジン『山 をおりる』『ちがう山をおりる』を運営。編集人は春口滉平と中塚大貴、デザイナーは綱島卓也。
- 会期 2020年9月16日(水)~2020年10月31日(土)
- 時間 営業時間の通り
- 場所 蔦屋書店2号館 1階 建築・デザインフロア
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3770-2525