【フェア】MICRO TRIBE:FUKUI TRAD ANNUAL/MANUAL 圓 FROM PERIMETRON

建築・デザイン
蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア 2023年06月02日(金) - 06月18日(日)
“マイクロトライブ。直訳すると「小さな部族」となるが、つまりはこれからのコミュニティのあり方、仕事の取り組み方への提案だと思って、この本を作りました”

―圓の宣言より

西岡将太郎、佐々木集、森洸大から成る圓とWATARIGARASUが共同で制作した書籍「MICRO TRIBE: FUKUI TRAD ANNUAL/MANUAL 圓 FROM PERIMETRON」が発売。

本書は、2021年から圓が取り組んでいた福井県の伝統工芸を再考するプロジェクト「FUKUI TRAD」の軌跡を網羅した一冊。FUKUI TRADの主な目的は、圓の3人の感性を通した新しい伝統工芸品開発ではありましたが、彼らの意識は伝統工芸をいかに残すべきかという根源的な問題に向かっていました。福井県との縁はそれまで皆無。そこで圓は初期段階より、越前市に2棟の家を借り、頻繁に町を探索することからスタート。RPG的に生まれた人との繋がりが、FUKUI TRAD完遂を導いたのです。

西岡、佐々木、森が福井という未知の場所で、どうクエストし、コミュニティを作り、課題に立ち向かったのか。彼らが赤裸々に語ってくれた本音を元に、全プロセスを収録しています。

カバーには森洸大によるアートワークがエンボスで立ち現れる福井県の越前和紙を採用。圓が実際に制作した器(一部、非売品)や、FUKUI TRADにとって非常に大きな存在だったという漆琳堂の漆器などを併せて展示・販売します。
 
・「ペリメトロン」から生まれたトリオ圓「FUKUI TRAD」の活動記録から伝統工芸との共生をどう見るか
https://tokion.jp/2023/05/23/interview-en-fukuitrad/

【プロフィール】
(エン)
クリエイティブレーベル、PERIMETRONから派生した、地方創生や伝統工芸といった形骸化されてしまった分野に風穴を開けるべく結成された新たなチーム。HIMI、DR.PAYを擁するレーベル、ASILISの代表も務める、企画プロデューサーの西岡将太郎、millennium paradeのアジテーターであり、小原綾斗とフランチャイズオーナーのベーシストでもあるクリエイティブディレクターの佐々木集、「色流し」と呼ぶマーブリング技術を武器とするDWS(Dirty Workers Studio Japan)のメンバーで、millennium paradeのデザインを担当しているアートディレクター/デザイナーの森洸大の3名で構成されている。
https://www.instagram.com/haveagooden

WATARIGARASU (ワタリガラス)
「中央」に縛られない気楽な働き方を模索、実践することを目的に、IDEE創始者の黒﨑輝男の呼びかけによって創業された組織でありメディア。現代表はカルチャー雑誌等で活動してきたエディトリアルディレクター/ライターの大隅祐輔。これからも圓と並走しながら、地方創生やクリエイティブの本質について考え、文脈を作っていく予定。
https://watarigarasu.work
  • 会期 2023年6月2日(金)~2023年6月18日(日)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 WATARIGARASU, LTD/漆琳堂/株式会社 大津屋
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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