EVENT SPACE

【トークイベント】吉増剛造『火ノ刺繡』(響文社)、
堀江敏幸『曇天記』(都市出版)『坂を見あげて』(中央公論新社)刊行記念
「曇天の思考、可聴帯域を超える音に耳を澄ます」

アート
BOOK EVENT SPACE 2018年 05月31日(木)
詩人吉増剛造氏の『火ノ刺繡』は、吉本隆明氏に献じられた書物『根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……』(響文社、2016年)の「余滴」として編まれました。吉増剛造氏が2008年から2017年の10年間に、書いた/発した順番に綴じられています。本書のために書き下ろされた詩篇は、「“とうとう間に合った、……”と/縫針が呟いていた、……、……、……。」とはじめられ、吉増氏が向かおうとしている新たな次元を予感させます。

さらに、もう1冊、『火ノ刺繡』と同じく、2008年から2017年の10年間に書き継がれてきたテキストが本となって刊行されました。作家堀江敏幸氏の『曇天記』(都市出版)です。時を同じく刊行された『坂を見あげて』(中央公論新社)も、また、10年という時間が文字に言葉に、そして行間のなかに流れています。『曇天記』のあとがきには、こうあります。

「2008年の秋、まだ書かれもしていない文章に「曇天記」という通しタイトルを付した瞬間の奇妙な心のざわつきの意味が、そこでようやく理解できたのである。」
 
「そこ」というのは、2011年3月11日の「未曾有の惨事」を指します。2008年から2017年の10年間というのは、当たり前ですが、この日がふくまれます。

お二人のテキストには、そのときにはまだあらわれていなかったこと、出来事になっていなかったこと、が随所に、言葉で書かれています。
 
詩人吉増剛造氏と作家堀江敏幸氏が「2008年から2017年の10年間」をまとめた本が時を近くして刊行されるという美しい偶然を見逃すわけにはいきません。

このたびは、『火ノ刺繍』、『曇天記』『坂を見上げて』の3冊の刊行を記念して、吉増剛造氏、堀江敏幸氏をお迎えし、お二人が見つめてきた10年について、「そこ」への予感、そして「そこ」からの予感をいかにして言葉にされてきたのかを軸にお話いただくとともに、これらの書物をめぐって対話をしていただきます。
 
ぜひ、お二人のお話から、普段は見えなかったり、聞こえなかったりする音や言葉に耳を澄ましてみてください。きっと、何かの予感に出会えるかもしれません。
 
※トーク終了後に、吉増氏と堀江氏のサイン会を開催いたします。
 対象書籍は、銀座 蔦屋書店にてご購入いただいたお二人の御著書です(既刊含む)。

【参加条件】
イベント参加券(2,000円/税込)をご購入いただいたお客様にご参加いただけます。

【お申込み方法】
・店頭
・お電話 03-3575-7755
オンラインショップ
   ※オンラインショップでの受付は2018/05/30(水)午前9時の受注分までとさせていただきます。

【注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の30分前から入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*定員に達し次第、受付を終了させて頂きます。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。

【プロフィール】
堀江 敏幸 (ほりえ としゆき)
作家、仏文学者。
1964年岐阜県生まれ。早稲田大学文化構想学部教授。
主な著書に、『おぱらばん』『熊の敷石』『回送電車』『雪沼とその周辺』『河岸忘日抄』『正弦曲線』『なずな』『戸惑う窓』『振り子で言葉を探るように』『その姿の消し方』など。翻訳も多数ある。


吉増 剛造 (よします ごうぞう)
詩人。
1939年東京生まれ。
主な著書に、『出発』『黄金詩篇』『オシリス、石ノ神』『螺旋歌』『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』『長篇詩 ごろごろ』『表紙 omote-gami』『裸のメモ』『怪物君』『根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……』など。その他、評論やエッセイ、写真集など著作多数。現在、沖縄県立博物館・美術館にて、「涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造」展が開催中。8月には、渋谷区立松濤美術館へと巡回。

司会 吉原 洋一 (よしはら よういち)
『火ノ刺繡』編集と肖像写真。
1983年神奈川生まれ。公益財団法人日本近代文学館(東京・駒場)勤務。
吉増剛造『根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……』に引き続き、『火ノ刺繡』の編集に携わる。
また、本書には、吉原が2011年2月22日、吉増剛造の72歳の誕生日から2012年2月22日までの1年間、毎月22日(3月は吉増不在、12月のみ19日)に撮影した肖像写真が収録されている。

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【関連展覧会情報】
涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展
日時 : 2018年4月27日(金)~6月24日(日)
場所 : 沖縄県立博物館・美術館
WEBサイト:http://okimu.jp/exhibition/1519351126/
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【関連フェア】
詩人 吉増剛造 愛ノ書物
会期:2018年05月11日(金) - 06月11日(月)
場所:銀座 蔦屋書店 BOOK(美術)
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/2436-1308590521.html
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【イベント参加特典】
本イベントにご参加いただいたお客さまに、感謝の気持ちをこめまして、イベントの当日に限り、銀座 蔦屋書店の洋書を10%OFFとさせていただきます。ぜひ、ご活用くださいませ。
※洋雑誌は対象外です。
※当日、受付にてお渡しをするイベント参加券が、洋書10%offの引換券となります。お買い物の際、レジのスタッフにご提示ください。
※本特典はイベントの当日に限らせていただきます。


  オンラインショップでの受付は2018/05/30(水)午前9時の受注分までとさせていただきます。
  ※配送の無い商品(*1)のオンラインショップでの受付は、クレジットカードでのみ承っております。
   代金引換でのご注文はキャンセルとなりますのでご注意ください。
    *1 参加券のみ及び店頭にてお渡しの商品は配送がございません。

  • 日程 2018年05月31日(木)
  • 時間 19:30~21:00
  • 場所 BOOK EVENT SPACE
  • 定員 50名
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
mail

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