【広島蔦屋書店】100冊の絵本

クリスマスは1年に1度の大切なイベント。
すべての人へ、その日が心に残る特別な1日になりますように。
そんな思いを込めて、親と子フロアのスタッフがおすすめする、クリスマスをステキに彩る絵本をご紹介します。世界中にたくさんある絵本の中で、あなたにとっての特別な絵本はどんな絵本ですか？

今年のクリスマスは知らなかった絵本と出会う。そんな「特別」を味わってみてもいいかもしれませんね。

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Kidsコンシェルジュ　宮本のおすすめ

『ちいさなゾウ』庄野ナホコ/講談社

クリスマスの夜、小さくなったベットを新調するための冒険が始まりました。主人公はちいさなゾウ。まるでサンタさんからもらったプレゼントのように、ワクワクしながらすてきな箱を選びます。みんなそれぞれ幸せの形はちがいます。幸せと満足感を味わいながら過ごす自分だけの特別なクリスマスを体験してみましょう。

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『クリスマスのよるに』あべはじめ/BL出版

お母さんが仕事のため、クリスマスの夜にひとりぼっちで過ごすことになった男の子。大好きなスノードームとサンタクロースが、そんな男の子の寂しさを紛らわせるような楽しい思い出を作ってくれるのです。クリスマスを心待ちにしていた子どものころを思い出しながら、わが子へ贈りたい絵本です。

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『さんかくサンタ』tupera tupera/絵本館

ちいさな子どもにとって、クリスマスはプレゼントをもらえる日。待ち遠しすぎて、あれれ？△〇□がサンタさんにみえてきた！この作品は切り絵で作成されています。子どもの身近な色や形を使ってクリスマスを可愛らしく表現していますので、クリスマスに贈るファーストブックとしておすすめです！

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児童書石口のおすすめ

『よるくまクリスマスのまえのよる』酒井駒子/白泉社

もうすぐクリスマス。サンタさんがきてくれるか心配になったことはありませんか？こちらの男の子も不安なようです。お母さんに叱られたからサンタさんがこないかもしれない。考えれば考えるほど眠れません。そんな男の子のもとに、夜みたいに黒くてとってもかわいい友だちのよるくまがやってきました。寒い夜にそっと寄り添ってくれるような優しくて温かい物語。クリスマスを待つお子さんにも、親御さんにもおすすめの一冊です。

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児童書岡本のおすすめ

『おたすけこびとのクリスマス』なかがわちひろ文/コヨセ・ジュンジ絵/徳間書店

「サンタさんひとりで、みんなにプレゼント配れるかなぁ。」物心ついた子どもたちが覚える不安。でもご心配なく。煙突がなくてもマンションでも、こびとたちがショベルカーやクレーン車を駆使して大切に届けてくれますよ。よく観察してみると、それぞれのこびとにストーリーが。最初の1ぺージで、これまでにない作者の発想に「そうきたか！」と大人の私が心躍りました。クリスマスの夜に思いを馳せる、親子で納得の一冊です。

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児童書桂のおすすめ

『ミッケ！I SPY 3 クリスマス』小学館

さがし絵本でお馴染みのシリーズ『ミッケ！』のクリスマスver.です。一度本の中を覗けば、お子さんだけでなく大人も思わず夢中になってクリスマスの景色や世界観に没頭してしまうでしょう。家族みんなで楽しく遊べるとても素敵な作品です。ワクワク感を長く味わえるこの一冊を、楽しいクリスマスの彩りの一つに加えてみていただきたいです。

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児童書佐藤のおすすめ

『サンタクロースのおてつだい』ロリ・エベルト文/ペール・ブライハーゲン写真/ポプラ社

小さな女の子が雪に覆われた森を抜けてサンタさんを訪ね、プレゼントを配るお手伝いをするお話。それが美しい写真によって、まるで現実にあったことのように描かれるこの本を見ていると、クリスマスの子どもたちへの最大の贈り物とは、サンタクロースの魔法を信じる心そのものである気がしてきます。短い映画のような絵本。主演は娘さん、脚本はお母さん、カメラマンはお父さんという、なんと実際のご家族による素敵な合作です。

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児童書田中のおすすめ

『クリスマスのふしぎなはこ』長谷川摂子文/斉藤俊行絵/福音館書店

クリスマスイブの朝、縁側の下で見つけた『ふしぎなはこ』を開けると、その中にはまだ眠っているサンタさんの姿が。何度も確認するぼく。ソリで出発したサンタさんはちゃんとぼくの街にもきてくれるかな。“ぼく”のナイショで箱をのぞくドキドキや、サンタさんを待つワクワクが伝わってきて、「この箱ほしい！」と誰もが思うことでしょう。ちょっぴりなつかしい情景と幻想的な世界があたたかく描かれた夢いっぱいの1冊です。

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児童書村上のおすすめ

『ビロードのうさぎ』マージェリィ・W・ビアンコ/酒井駒子絵/抄訳/ブロンズ新社

それはクリスマス前夜の出来ごと。ぼうやがクリスマスにもらったのはビロードのうさぎでした。どこに行くにも二人はいつも一緒。そんなある日、木馬から聞いた「こどもべやの魔法」の話に出てくる「ほんもの」になりたいと願うのでした。酒井駒子さんの描く忘れられたおもちゃ達の寂しそうな様子が切ない。また、可愛がられてだんだんボロボロになって、それでも幸せだったうさぎが「ほんもの」になるまでの物語は、一ページ一ページに愛情を込めて描かれているのが心に伝わってきます。

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『急行北極号』クリス・ヴァン・オールズバーグ/村上春樹訳/抄訳/あすなろ書房

それはクリスマス前夜の出来ごと。サンタクロースを信じている男の子の目の前に、不思議な急行列車が現れた。汽車に乗り込むと、目にするのは思いもよらないものばかり。白く煙る蒸気、次々と変化する景色は、美しい映像を観ているよう。そうして、最後に出会ったのは…
絵本を開くと、急行「北極号」が冒険の旅へ誘ってくれる。たった一晩の旅だけれど一生忘れられない特別な思い出になることでしょう。Merry Christmas!!!

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