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【広島 蔦屋書店】100冊のクリスマス絵本

 
クリスマスは1年に1度の大切なイベント。
すべての人へ、その日が心に残る特別な1日になりますように。そんな思いを込めて、親と子フロアのスタッフがおすすめする、クリスマスをステキに彩る絵本をご紹介します。世界中にたくさんある絵本の中で、あなたにとっての特別な絵本はどんな絵本ですか?
今年のクリスマスは知らなかった絵本と出会う。そんな「特別」を味わってみてもいいかもしれませんね。
 
 
 
 
Kidsコンシェルジュ 宮本のおすすめ
 

『クリスマスの三つのおくりもの』林 明子/福音館書店
「ふたつのいちご」「サンタクロースとれいちゃん」「ズボンのクリスマス」の3冊の小さな絵本がセットになっています。3人の子どもたちに起こったクリスマスのかわいらしい出来事は、発売から37年の時を経てもどこか懐かしく心を温かくしてくれるストーリーです。
 
 
 
 

『ファースト・クリスマス』ヤン・ピエンコフスキー、きたむらまさお/大日本絵画 
絵本を開くと、360度に広がるメリーゴーラウンド絵本。キリスト誕生などのクリスマスにまつわるストーリーが5場面、美しく彩られています。「いつか部屋に飾りたい」と私が憧れる絵本の中の1つです。絵本としてだけでなく、クリスマスのインテリアとしてもおすすめです。
 
 
 
 

『こねこのウィンクルとクリスマスツリー』ルース・エインズワース 作、上條由美子 訳、さとうゆうすけ 訳/福音館書店 
「まるで額に入った絵画みたい」この絵本を初めて手に取ったときそうに感じたことを覚えています。主人公の猫のウィンクルはクリスマスツリーをどんな気持ちで眺めているのでしょうか。まるで子どもが好奇心を掻き立てられるような、そんな子猫のクリスマスの冒険です。美しい挿絵に吸い込まれそうな世界観に浸りながら、クリスマスを心待ちにしてみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
児童書 佐藤のおすすめ
 
 

『クリスマスの小屋』ルース・ソーヤー 再話、上條由美子 訳、岸野衣里子 画/福音館書店
主人公オーナは、土地から土地へと流れる「いかけ屋」が、村に置いていった捨て子でした。親切な夫婦に拾われ成長した彼女は皆に好かれますが、一方で、その生まれの故に差別を受け続けます。逆境の中でもいじけることなく、周りの人に尽くす彼女に訪れるクリスマスの奇跡。オーナの姿は、あなたの身近な人の人生に重なるところがあるかもしれません。子どもはもちろん、大人の方への贈り物としてもおすすめしたい美しい絵本です。
 
 
 
児童書 石口のおすすめ
 

『クリスマスの森』ルイーズ・ファティオ 文、ロジャー・デュボアザン 絵、つちや きょうこ 訳/福音館書店
プレゼントの準備で大忙しだったサンタさん。イブの夜、ソリにたくさんのプレゼントを乗せていざ出発。でも、なんだか、うとうと・・・。これはいかんと森の中で休憩をしますがとうとう眠ってしまいます。夜のうちに配らないといけないプレゼントはソリに高く積まれたまま。さて、いったいどうなってしまうのでしょう。シンプルな色使いでかわいらしく描かれた温かい物語。プレゼントを待ちながら楽しめる一冊です。
 
 
 
 
児童書 岡本のおすすめ
 

『みならいサンタ』そのだえり/文渓堂 
みなちゃんは、サンタクロースを目指す女の子。師匠に教わりながら、1人でプレゼントを届けられるよう試験合格に向けて頑張ります。 「煙突がないお家にも、プレゼント届くかな?」不安に思っている子どもたちも、安心してクリスマスを迎えられるようになると思います。  心掴まれるタイトルに、優しいタッチの愛らしい絵、表紙を見た瞬間大好きになりました。  もし「サンタクロース募集」のポスターを見つけたら…きっとチャレンジしてみたくなるでしょう。
 
 
 
 
児童書 桂のおすすめ
 
 

『まどから★おくりもの』五味太郎/偕成社
サンタさんがプレゼントを届けにやってきました。窓から部屋の中を覗いて、寝ている子どもにぴったりのプレゼントを置いて行くのですが……あれれ?各ページに小窓が開いていて、次のおうちはどな子どもが待っているかな?とサンタさん目線でワクワクしながら読み進められるしかけ絵本です。サンタさんの勘違いに少しドキドキしてしまいますが、最後はみんなハッピーになれるとても素敵な1冊です。
 
 
 
 
児童書 田中のおすすめ
 
 

『ぐりとぐらのおきゃくさま』なかがわりえこ 作、やまわきゆりこ 絵/福音館書店
森で雪合戦をしていたのねずみのぐりとぐらは、大きな落とし穴を見つけます。あそこにも、ここにも。ところがそれは、大きな長ぐつのあとだったのです。そのあとをたどって行くと、そこは自分たちのお家。部屋の中には真っ赤なオーバーや白いマフラーが。そして台所からはいいにおいがしてきて...。おきゃくさまの正体はいったい誰なんでしょうか。謎解きのような展開にわくわくしながら楽しめるクリスマスにぴったりのお話です。
 
 
 
 
児童書 村上のおすすめ
 

『ぼうしくんのクリスマスプレゼント』新井洋行 作/KADOKAWA
“あわてんぼう”の誰かが落とした、ぼうしくん。彼が森にいると、ひとりぼっちでプレゼントをもらえない動物たちに出逢います。そのたびに、ぼうしくんは身に着けている物をプレゼントします。そうして最後にやってきたトナカイに、何もあげるものがなくて、悲しくなって泣いてしまうぼうしくん。でもそんな彼に、プレゼントをあげたい人が現れたのです!それは皆さんがよく知っている人です。
あなたは誰にプレゼントしたいですか?

 
 
 
 

『賢者のおくりもの』オー・ヘンリー 作、リスベート・ツヴェルガー 絵/冨山房
クリスマスの特別な贈り物とはなんでしょう。この本は、O.ヘンリーの短編集の中でも、クリスマスをテーマにした一作を絵本にしたものです。ツヴェルガーの繊細で美しい絵は、この作品をさらに印象深いものにしています。仲睦まじい夫婦は、お互いの贈り物のために、自分が持つ大切なものを手放します。その結果、互いに衝撃的なことを招くのですが、それ故に、さらに二人の愛情が深まるのです。
 
 
 

『HUG』junaida/サンリード
優しい空気に包まれた家族の姿。「愛情」「慈しみ」は目には見えなくても、心で感じることができる。人の優しさに触れたとき、自分も人に優しくなれると思うから。心の中を開けて見せる事はできないけれど、気持ちを言葉や行動で伝えたい。この絵本には、あえて言葉は書かれていないけれど、`HUG‘している絵を見ていると、心の中の大切なものを呼び起こし、温かさを感じさせてくれる。junidaさんの絵はそんな魔法の力を持っている。
Merry Christmas!!!
 

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