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地元生産者とつながろう! マルシェ 出店者インタビュー

 
2月19日(土)に開催予定だった「廣島Mercato」。
2月開催のメルカートでは、同時開催中の「蔦屋書店もニッポンフードシフト」とコラボレーションし、ひと味違うメルカートをご提供予定でした。
 
みなさんは、「今、食べようとしているその野菜や肉、誰が、どこで、どうやって、どんな思いで作ったのか、想像したことがありますか?」
 
メルカートに参加予定だった生産者の方々の想いをインタビューでお届けします。
自ら選び買うことができる幸せなきっかけを見つけてみてください。
そして、「食」や「農」のことを考えることは、それぞれの生き方、そして日本や世界について考えることにも広がっていくはずです。
 
 

 
 
 
 
Q_食べることと生産すること、つまり私たち消費者と生産者さまを近づけるためにどんなことをされていますか。
作りて自らでカフェの運営(直接消費者の方がいらっしゃる)、HP上でのブログやYoutubeでの情報発信を積極的にしています。
畑に直接来てもらい、お茶摘みイベントも毎年開催しており3日間で約100名以上の方がいらっしゃいます。
 
 
Q_高橋さんはイベント出店、カフェの経営、SNSでの発信、商品開発などの取り組みをされていますが、どんな想いで取り組まれているのか、または他にもされていることなどがあれば教えてください。
自分たちが信じるものが特殊な作り方(無肥料・無農薬)をしたお茶でした。
そのお茶は通常生産の5分1になってしまう方法なので流通に載せるほどの生産量がありません。
そのため独自に工夫して様々な取り組みをしていかないと、早々に潰れるリスクがあったので今できる全てのことをやった結果です。
最近は各所で定期的にお茶会もさせて頂いております。
 
 
Q_生産物や農業への思いについて、教えてください。
生産物は環境変動などのリスクがとても高いうえに、生産者が作った作物も安く買われ、社会的立場も本当のことをいうと弱いです。
今後もとてもリスクの高い業種だと思います。ただ自分が作ったものが喜ばれた時の感動は忘れられませんし、引き続き頑張っていこうと思わせてくれるものです。春夏秋冬を肌で感じられる喜びも他業種では得られないほど充実しています。
 
 
【プロフィール】
お茶でみんなをハッピーに。
私たちは、固定観念に囚われず、お茶の可能性を最大限に活かすことを大切にし、お茶に関する様々なことに挑戦しています。無肥料・無農薬のお茶栽培、栽培から販売までを一貫して行うこと、瀬戸内クラフトティーシリーズの開発…
これらの挑戦を通し、お茶業界全体に活気をうみ、あらゆる人の精神的豊かさを作ることを叶えていきます。
 
 

 
 
 
 
Q_食べることと生産すること、つまり私たち消費者と生産者さまを近づけるためにどんなことをされていますか。
対話です。
できるだけリアルで、時にはネットを使ってお客様と対話をしてお客様に生産者を身近に感じてもらえる取り組みを心がけています。
農業もサービス業の一部だと考えております。
 

Q_藤谷さんはイベント出店、地域マルシェ自体を企画などの取り組みをされていますが、どんな想いで取り組まれているのか、または他にもされていることなどがあれば教えてください。
お客様に安心を届け、よりHAPPYになってほしい。
生産者を知ることでお客様はより安心して食事ができると考えています。げんに、私も誰が作ったのか?で商品を選ぶ事が多いです。
そして、美味しさと安心から皆さんの食がよりHAPPYになってほしい!
食には、そんな力がある!と信じて活動しております。
 

Q_生産物や農業への思いについて、教えてください。
なぜ美味しいのか?を我々が発信する必要があると考えてます。
そして、今後安心して食べれる根拠も今以上に必要となってくると思います。
農業の可能性は無限大。
農業が魅力的な産業、仕事、として次世代に夢を与えられるように今後も成長、発展していきます。
 
 
【プロフィール】
コンセプトは、かっこいい農家。次世代の夢となる企業を目指して。
広島県の北部、この時期は毎朝のように濃い霧に包まれる三次市。そんな霧のまちで白ネギは育ちます。
決して育て易い環境ではない寒暖差激しい土地で栽培した白ネギは、栄養価も優れており、免疫力を高める効果もあります。
食べて美味しく、体の中から健康に、皆さまの食卓がより良くなればと想いを込めて栽培しています。
 
 

 
 
 
 
Q_食べることと生産すること、つまり私たち消費者と生産者さまを近づけるためにどんなことをされていますか。
須磨さんはイベント出店、地域の保育園での食育などの取り組みをされていますが
どんな想いで取り組まれているのか、または他にもされていることなどがあれば教えてください。
食べ物ができるまでの過程を学び、経験できる田植えイベントや、味噌作りワークショップを開催しています。
また、野菜の定期便のお客様にその時期の畑をイメージしてもらえればなと思い、野菜セットに毎回お便りを入れています。
あたりまえにそこにある食材ですが、どこでどんな人が作ったの?それとも天然のもの?どんな環境で育ったの?どれくらいの時間や手間がかかってるの?
そんなことを普段から少しでも考えてもらいたいです。
生きることの原点である食を見つめなおすことで、人々の健康だけでなく、地球の健康にも意識が向かうような世の中であってほしいと願います。
 

Q_生産物や農業への思いについて、教えてください。
必要最低限の肥料しか与えず野菜自らの持つ生命力で育った、いうなれば山菜のような野菜を作りたいと思っています。
育つのが遅かったり収量が少なかったりすることもありますが、異常気象などにも強く、後味スッキリと美味しい、驚くほど日持ちのする野菜です。 
高齢で離農する農家が増えており、耕作放棄地も増加し続けています。農業が魅力ある仕事として認知され、若い農家が増えるといいなと思います。
 

【プロフィール】
自然農園すまは、自然豊かな広島県の東広島市志和町で2017年から農業を始めました。
安心して「家族や大事な人に食べさせたい!」と思える農産物を生産しています。
農薬や化学肥料を使用せず、米ヌカやおから、 落ち葉など、地域で出る副産物などを発酵させ肥料として再利用し、持続的で環境負荷の 少ない循環型農業を目指しています。
 
 

 
 
 
 
Q_食べることと生産すること、つまり私たち消費者と生産者さまを近づけるためにどんなことをされていますか。
下宮さんはイベント出店、カフェ経営など新たな取り組みもあるかと思います。
どんな想いで取り組まれているのか、または他にもされていることなどがあれば教えてください。

消費者の方と繋がる取り組みとして、イベント出店やカフェの出店、畑では収穫体験も行っています。
見た目は同じ人参でも季節によって味や調理法が変わります。手間暇かけて育てた人参を家で美味しく食べてもらいたいので、ただ単に人参として販売するのではなく、詳しく説明をしながら販売をしています。
収穫体験では子どもたちが人参が育っているところを実際に見たり、その場で抜いてかじるなど食育にもつながればと考えて行っています。
 

Q_生産物や農業への思いについて、教えてください。
感動するほど美味しい人参をお届けしたいという想いで人参づくりをしています。
農場では鶏と共に過ごすことで自然の循環を大切にした農業を心がけています。
感動するような人参をお届けすることでそれを食べた方が少しでもオーガニックや農業について考えるきっかけになればと思いやっています。
 

【プロフィール】
広島県福山市にて2016年より有機農業をしています。
はじめは約60品目の野菜を栽培していましたが、本当に美味しい感動野菜をお届けするためには1つの野菜に集中することが必要だと考え、2019年より人参専門の農場となりました。現在は6反ほどの畑で夏と冬に人参を作っています。
また、鶏と共に暮らすことにより、農場内での自然の循環を作っています。
 
 

 
 
 
 
Q_食べることと生産すること、つまり私たち消費者と生産者さまを近づけるためにどんなことをされていますか。
卸での販売パターンもありますが、先ずはイベント等での消費者の方々との対面での販売と、砂谷コッコ村に興味を持って頂いた方々に、SNSを利用しての情報を発信して行く事、まだ知らない方に興味を持っていただく事を大切にして行きたいと思っています。
砂谷コッコ村がどんな養鶏場なのか、どんな鶏が産んだ卵で、どんな餌を食べ、どんな生活をしている鶏なのか。
砂谷コッコ村で栽培し販売している野菜が、どんな野菜でどんな育て方をしているのか。
消費者の方々と直接会話をし、ご理解頂いた方々に御購入頂く。
バカ話も沢山していますが、そんなお付き合いを、出来るだけこれからも大切にして行きたいと思っています。
 

Q_生産物や農業への思いについて、教えてください。
平飼い養鶏場を始めるにあたり、なるべく自由に育てたい。薬漬けにはしたくない。卵を食べる人間にとっても安心安全で、鶏にとっても居心地の良い養鶏場にしたいとの思いがありました。
完全に自然な養鶏場というのは、なかなか難しいですが、そんな養鶏場を目指しています。
夏は暑くて冬は寒い、砂谷コッコ村の鶏達は、強く逞しく育っています。
砂谷コッコ村で栽培する野菜についても、人間も食べるし、鶏達も食べています。
農薬や化学肥料を使えばキレイな野菜は出来ると思いますが、ただキレイな野菜が栽培したい訳ではありません。
だから栽培期間中の農薬、化学肥料、除草剤を使わない栽培方法をしています。
キレイではないかもしれませんが、その野菜の味のしっかり分かる、美味しい野菜が出来ます。
 

【プロフィール】
自然豊な湯来町で、平飼い自然養鶏をしております。
眩しい太陽の光を浴び、美味しい空気に発酵された美味しいゴハンを与えられ、四面開放で落葉や干草いっぱいの風通しの良い鶏舎や、遊びまわれる運動場で、自由に走ったり、飛んでみたり、ケンカをしたり、オスがメスを追いかけてみたりと、なるべく自然に近い状態で、コッコたちは毎日ゆるりと生活しております。

 

 
 
 
 
Q_食べることと生産すること、つまり私たち消費者と生産者さまを近づけるためにどんなことをされていますか。
阿部さんはイベント出店、SNS発信など取り組みをされているかと思います。
どんな想いで取り組まれているのか、または他にもされていることなどがあれば教えてください。
私たちがイベント出店をしているのは沢山の人と直接つながり「周防大島みかんのファンを作りたい」という想いがあります。 
周防大島のみかんを好きになってもらうと共に周防大島の魅力も伝えたい、と思い取り組んでいます。
SNS発信は特に周防大島みかんの認知とみかんの可能性を全国に広めたい、という思いからです。
 

Q_生産物や農業への思いについて、教えてください。
農業はしんどいや汚いという概念を持って疎遠になる方が多いかもしれません。
しかし、農業というものはこの現代社会の中で土や虫、自然に触れるとても良い機会だと思っております。
私たちはみかんを通して、自然に触れる『体験』と食べる『幸せ』を伝えていきたいと思っています。
 

【プロフィール】
山口県のみかん生産の90%を担う蜜柑の島、周防大島。
島の日をふんだんに浴び、栄養たっぷりの肥料でのびのびと成長したみかんをお福分け。
ピカピカのみかんではなく、むしろでこぼこな自然派みかんです。「お福分け」・「継承」・「感謝」をコンセプトに日々栽培しています。

 

 
 
 
 
Q_食べることと生産すること、つまり私たち消費者と生産者さまを近づけるためにどんなことをされていますか。
麓さんはイベント出店、講演会でのお話、レシピ提供、SNS発信など多くの取り組みをされているかと思います。
どんな想いで取り組まれているのか、または他にもされていることなどがあれば教えてください。
有機野菜をもっと積極的に食べて欲しい、普段使いの野菜にして欲しいという想いが常に念頭にあります。
定期的にイベントに出店して、自分たちが育てた野菜を対面で直接販売することで消費者との関わりを作っています。
また、SNSで自分たちの何気ない日々の日常(畑の様子や野菜の食べ方など)を発信したり、農業体験などを通して私たち生産者のことをより身近に感じてもらえるように努めています。
そして、イベント出店やSNSで発信することは、消費者だけでなく生産者同士の横の繋がりを築くことができます。
気軽に相談したり、困ったときには助け合うことで、みんなで一丸となって農業を盛り上げていければと思っています。
野菜に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の農家さんを紹介できる、身近にいて頼りになる「かかりつけ農家」の役割を果たしていきたいです。
 

Q_生産物や農業への思いについて、教えてください。
まず第一に、自分たちが安心安全でおいしいと思える野菜を作るということです。
そして、一人でも多くの方に私たちの野菜を食べていただくためにはファンづくりが欠かせないと考えています。
近年の異常気象の中、農薬を使わず作物を育てるということはとても大変なことですが、消費者の方からの「おいしい」の声が農業を続けていく上でのモチベーションアップに繋がっています。
そして、農業に関わる中で、過疎化や耕作放棄地の問題、農業の後継者不足、農家の高齢化、食料自給率の低下など様々な課題を肌で感じるようになりました。現在、農業の傍らではありますが、そういった課題の解決に向けた活動にも参加しています。
今後農業を魅力ある仕事として捉えてもらうためにも、今の状況に甘んじることなく尽力していきたいです。
 
 
【プロフィール】
広島県東広島市志和町で、2016年秋より無農薬・有機栽培、少量多品目(年間40ー50品目)で野菜づくりをしています。
普段使いのなじみのある野菜をベースに、一風変わった野菜など、どんどんチャレンジしていきたいと思っています。将来的には、ふもとやの野菜や穀物を原料に、発酵食品などの加工品などもお届けできればと思っています。
 
 


 
 
 
Q_食べることと生産すること、つまり私たち消費者と生産者さまを近づけるためにどんなことをされていますか。
また、どんな想いで取り組まれているのか教えてください。
お客様が、自分が購入する果実がどのような場所でどんな人の手で作られているのか?というのを確認して安心してご購入頂けるようにsnsには日々の活動を積極的にアップしています。
またどんなに忙しくてもイベントには出来る限り参加してお客様と直接目を見てお話しをして生産物をお届けするように心がけています。
最近ではsnsにイベントの告知をすることで、その投稿を見て商品を購入しに来て頂いたり、お話をしに来て頂く方もいてとても嬉しいです。まさに私が農業を始める前に思い描いていた、「自分で育てた物を自分の手で直接お届けする」農家を実現できているなと感じます。
 
 
Q_生産物や農業への思いについて、教えてください。
私が思う農業の良さは、やはり自分で育てたものを自分の手でお客様にお届けできることだと思っています。どういうところに苦労して、どこにこだわりを持っていて、だから私のレモンは安心安全でおいしいんです!!と胸を張ってお伝えできるからです。
自分がその商品の1番のファンでないと、お客様にも魅力が伝わらないと思っています。
中でもレモンは食材の中でも、スイーツにも使えて普段のお料理にも、ドリンクにも使えるとても汎用性のある果物です。
その可能性を最大に引き出すことができるように、
これからも日々丁寧な手仕事、女性ならではの細やかな農業を続けていきたいと思っています!
 

【プロフィール】
瀬戸内に浮かぶ離島、大崎上島で女手ひとつでオーガニックレモンや減農薬みかんを栽培しているふじやファームです。オーガニックレモンでつくるこだわりのマーマレードやジャム、みかんの香り高いはちみつは日常を鮮やかにに彩ってくれます。
 
 

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