【広島 蔦屋書店】「円と線──狂気のデザイン「紋」展 2023」
フェア・展示
1号館1Fギャラリー 2023年05月09日(火) - 05月21日(日)
雷鳥社より刊行されている「辞典シリーズ」の9作目である『紋の辞典』。紋とはつまり日本人が慣れ親しんできた“家紋”の事です。広島 蔦屋書店では、そんな知的好奇心をくすぐる素敵な1冊にフィーチャーしたフェアを開催します。
江戸時代に多くの種類が生み出された家紋ですが、実はその図柄はすべて職人によって正円と直線のみで描かれており、モチーフの本質だけを捉えた日本独自のシンプルで美しいデザインには、思わず目を惹きつけられる魅力があります。
今回の企画では『紋の辞典』に掲載されたアート作品やそれにまつわるグッズの展示・販売も致しますので、是非とも色々な角度から“紋”あるいはデザインというものの神髄をお楽しみください。
また会期中限定で『紋の辞典 特装版』の店頭・EC販売を行いますので、こちらも併せてチェックしてみてください。
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【プロフィール】
波戸場 承龍(はとば しょうりゅう)
波戸場 承龍(はとば しょうりゅう)
京源三代目紋章上繪師。着物に家紋を手で描き入れる紋章上繪師としての技術を継承し、家紋の魅力を新しい形で表現したいという想いで、2007年より家紋のアート作品を制作。紋章上繪師ならではの「紋曼荼羅®MON‐MANDALA」というオリジナル技法を生み出す。家紋やロゴデザインの域を超えて、森羅万象を描き出す職人兼デザイナーとして、あらゆる分野のデザインに挑戦し続けている。NHK Eテレデザインあ「もん」出演/もん制作他。
波戸場 耀次(はとば ようじ)
紋章上繪師。工房「誂処京源」の立ち上げを機に、家紋とデジタル技術を掛け合わせた多種多様なビジネスモデルを構築。デザインの宝庫である家紋が常に身近にある環境で育ち、8歳から始めた書道で培われたバランス感覚で、シンプルでミニマムなデザインを行う。父承龍とともに、家紋を知らない世代や海外の方々へ、家紋の魅力を伝えるワークショップや講演などを積極的に行っている。
- 期間 5月9日(火) - 5月21日(日)
- 場所 1号館1Fギャラリー