【広島 蔦屋書店】本だったノート

フェア・展示
2号館1F ワークスタイル スラットウォール 2022年08月14日(日) - 10月02日(日)
オンラインでの古本買取販売がメイン事業であるバリューブックスが、「本だったノート」を出版されます。このノートは古紙回収に回すはずだった本たちから作られた再生紙を使用し製作されています。
 
「本だったノート」は先行発売としてクラウドファンディングを開始し、わずか4日間で目標達成することができました。
 
広島 蔦屋書店では、このクラウドファンディングのリターンとして「本だったノート」が支援者の方々のお手元に届くタイミングと同時に、先行発売をいたします。
捨てられるはずだった本がノートに生まれ変わる。その工程をご紹介しつつ、「本だったノート」をいち早く手にしていただける機会です。
紙も印刷もデザインの個性も光る正真正銘 「世界で1冊のノート」。ぜひ愛着を持って使っていただきたいです。
 
広島 蔦屋書店 野津
 
 
 
「本だったノート」ができるまで
 
バリューブックスには、毎日約2万冊の本が届きます。そして、実はそのうちの半分を買い取ることがでず、古紙回収に回しています。
バリューブックスから出た本も、みなさんが古紙回収の日に出した本たちも、最終的には製紙工場に運ばれ、新しい紙へと生まれ変わります。
古紙回収に回すことが悪いことではない、けれども、もっと別の形で価値を生むことができないか。そんな考えから「本だったノート」の制作が始まりました。
 
 
まず、出来上がりの状態を安定させるために文庫本のみを選び、カバーを外した後に「パルパー」と呼ばれる巨大なミキサーのような機械で本と水を混ぜながら細かく粉砕、液体状にしていきます。
ここでは地下水(伏流水)を活用し、製造過程で排出する水は、高度排水処理設備を導入し、魚がすめるほどの綺麗な水にして川に返されています。
 
 
 
最終的に紙になった際の状態を安定させ、書き心地と紙の強度、一番は環境負荷の低減などを担保するために牛乳パックと合紙から成る再生パルプを混ぜていきます。
原料が混ざり合ったところで、それらを漉し、紙の状態に整えていきます。
薄く伸ばした紙をロール状に挟み込み、水を絞ったのちに、“蒸気” から発生する熱を活用し乾燥させ、裁断します。
 
 
 
インクは捨てられる予定であった「廃インク」を利用。
また、決まった色を指定せず濃度合わせをしないグラデーション印刷により、1冊1冊が異なる色合いを持った世界でたった1つのノートに仕上がる印刷方法をとっています。 この印刷をすることでテスト印刷を行う必要がなくなり、無駄紙の発生も極力抑えることができます。

 
 

さまざまな文庫本から作られた紙には、文字のカケラが混ざっています。その文字のカケラは、ノートとしての利便性だけを考えると不要な、むしろ邪魔かもしれませんが、本だったことに思いを馳せていただきたいという思いが込められています。
 
 
 
 

 
 
株式会社 バリューブックス
バリューブックスはオンライン書店でありながら、実店舗やパートナー店舗をはじめ、リアルな場所でも、本と出会う場所を作っています。
また、買い取れなかった本の一部を保育園や福祉施設に寄贈する「ブックギフト」や、移動型書店「ブックバス」など、さまざまな活動を通じて、“本が循環する社会”を目指しています。
https://corporate.valuebooks.jp/
  • 期間 8月14日(日) - 10月2日(日)
  • 場所 2号館1F ワークスタイル スラットウォール
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