【広島 蔦屋書店】『TRAVEL UNA』九州の叡智と出会う

フェア・展示
蔦屋書店2号館1F 2021年05月24日(月) - 07月12日(月)
 
United Native Acumenの頭文字を冠した『TRAVEL UNA(トラベルユーナ)』は、毎号テーマを決めて九州という土地の叡智を探究し、更なる九州の魅力を生み出すトラベルガイドです。
 
特別編集号と銘打った第3号が2021年5月24日に発売になりました。
今号のテーマは「さあ、九州のアートとクラフトの旅へ」。九州各地の様々なアートとクラフトの旅の入口となる一冊です。
 
『TRAVEL UNA』を出版するUNA Labsさんの言葉を紹介します。
 
九州は、中国、朝鮮、東南アジアやヨーロッパとの長い交流を通して育まれた、独自の文化が息づいている土地です。
織物や陶磁器などの伝統的なものづくり、森と海の恵みを存分に受けた食ベもの、バラエティに富んだ温泉地、独自の発展を遂げたキリスト教信仰...。
これらは九州の風土や歴史に根ざしながら、進化し続ける現代に生きる文化です。
それらを私たちは敬意を込めて“native acumen”、その土地の叡智と呼びます。
 
今回のフェアでは『TRAVEL UNA』第1号~第3号で紹介されている九州各地の工芸品や食品を、それらが生まれた背景と共に紹介しております。
さあ、九州の叡智を巡る旅へ。
 


『TRAVEL UNA』
 
第3号(特別編集号)
「さあ、九州のアートとクラフトの旅へ」
今、九州でアートやクラフトをテーマに旅をするならここを訪れて欲しいという思いの詰まった、UNAラボラトリーズの九州旅の決定版となる1冊です。本号で取り上げたデスティネーションやクラフトピープルは、すべて私たちUNAラボラトリーズのツアーで訪れることができます。
 
[掲載商品]
名尾手すき和紙 ちぎり便箋
光を通すほどに薄い紙を漉く提灯紙の技術を用いて「透かし」の罫線をひいた一筆箋と便箋です。それぞれ一枚一枚が透かしの技術によってつながっており、ちぎることで断面が毛羽立ち和紙本来の美しさをお楽しみいただけます。
 
[あわせて読みたい1冊]
『民藝の歴史』志賀直邦
現在「民藝」といえば美術・工芸の一ジャンルと考える人が多い。しかしこの言葉を生み出した柳宗悦は、たんに物の美しさを論じようとしたのではなく、その背後にある社会制度や経済のあり方をも美しからしめんとした。社会を美で変えようとした稀有な運動の歴史の記録。
 
 
 
 
第2号
「Rice World Kyushu」
九州はもともと日本で最初に稲作が伝来した地でもあり、近年は九州の米が全国的にも高く評価されています。そんな九州を舞台に、ご飯として食べる米はもちろん、コメと日本酒、コメと和菓子、さらには米に関する風習や信仰といったテーマで、九州の文化を多層的に掘り出します。
 
[掲載商品]
マルヒロ いろは茶碗
江戸時代にこの地域で作られていた庶民の磁器 食器「くらわんか碗」。
高価な磁器を庶民が使えるように、様々な工夫を凝らし安く提供していました。
 
[あわせて読みたい1冊]
 
『カリスマフード 肉・乳・米と日本人』畑中三応子
明治維新から150年、日本の食生活は激変した。肉・牛乳・米は、ときに奇跡の妙薬として特別なパワーを付与され、国の政策とも深くかかわってきた。私たちの健康信仰と変身願望に火をつけ、食卓を劇的に変えた張本人でもある。これら「カリスマフード」の受容のドラマから、変わりゆく時代、変わらない人間の精神史をたどる。
 
 
 
 
第1号
「ネイティブテキスタイルをめぐる旅」
久留米絣を中心に、私たちの考えるネイティブテキスタイルを取り上げます。
九州の風土や歴史を背景に、九州に生きる人の手を介してつくられながら、現代の暮らしに取り入れやすい価格とデザインを備えたテキスタイルと、 そんなテキスタイルの楽しみ方を提案します。
 
[掲載商品]
うなぎの寝床 いろはもんぺ
日常にも履きやすい細身シルエットの現代風もんぺ。
柔らかくて丈夫、軽くて通気性が良い久留米絣の生地の特徴を体感できます。
 
[あわせて読みたい1冊]
『日本の布1』須藤玲子
テキスタイルデザイナー須藤玲子氏が日本の各産地で出合った数々の美しい布を、出来上がるまでの工程だけでなく、生産地の文化や歴史と交流してできた、布づくりの記録として紹介。第一弾には、琉球絣、久留米絣、村山大島絣板締め、松阪木綿、有松・鳴海絞りを収録。日本語・英語の二か国語対応。
 
  • 期間 5月24日(月) - 7月12日(月)
  • 場所 蔦屋書店2号館1F

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