【広島 蔦屋書店】Flower Fairies 春の訪れ

フェア・展示
1号館1F マガジンストリート 2022年03月12日(土) - 04月25日(月)
 
妖精に出会ったことはありますか?
花束をもらったら、お庭にチューリップが咲いたら、道端で野の花をみつけたら、じっくり眺めてみてください。よくよくじーっと。でももし何かいても大きな声をだしてはいけませんよ。びっくりさせてしまいますから。
 
ルミちゃんはティンカーベルの映画でみた妖精の家に夢中になり、自分で作ることにしました。段ボールの壁をくり抜いて、割りばしで窓枠を作り、布切れでカーテンも付けました。家の中には段ボールのベット、もちろんかわいい布切れでお布団も作り、くつろげるようテーブルや椅子も置きました。そしてドアには小さな鈴を付けました。ドアを開けるとチリンと音がするようにです。
 
 

準備が整ったら、あとはお手紙です。なるべく小さな紙に小さな文字で、最初は初めましてのご挨拶を書きます。

はじめまして。
わたしの名前はルミです。
わたしが作ったお家にきてくれてありがとう。
気に入ってもらえたらうれしいです。
もしよかったらお返事ください。
それとお砂糖好きだったらどうぞ。
 
それから数日後、なんと返事がきたのです。小さな紙が細く筒状にしてあって糸で結んでありました。名前とお礼が書いてあり、また来るって!!テーブルに置いた角砂糖はなくなっていました。
 
 
すぐにまた返事を書きます。今度は何の妖精か(妖精にも役割があります)聞いてみました。するとまた数日後にお返事がきて、花の妖精だと教えてくれました。お砂糖のお礼にと小さなピンク色のお花がお手紙の筒に添えてありました。
それから何通もお手紙のやり取りをしました。マシュマロをあげたり、小さな貝殻をもらったりもしました。ルミちゃんがフェアリーダスト(妖精が飛ぶための粉)が見てみたいと書くと、お返事にキラキラするものが付いていました。それを指に付けてためしに羽ばたいてみたけど飛べはしませんでした。きっと量が少なすぎたのです。
 
ルミちゃんは大きくなり、いつの間にか文通は途絶えてしまいました。でも今でも部屋の隅においてある段ボールのお家を見て、いつかまたね、とほこりをはらうのでした。
 
 
花の妖精は春にいっせいに花々を咲かせるのが仕事です。
春の頃に道端で小さなピンク色のカタバミや、青色のオオイヌノフグリを見かけると思い出すのです。昔もらった小さな花束のことを。
 
 

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  • 期間 3月12日(金) - 4月25日(月)
  • 場所 1号館1F マガジンストリート
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