【広島 蔦屋書店】“変わる”江津と”変わらぬ”江津

フェア・展示
1号館1F マガジンストリート 2023年02月02日(木) - 03月12日(日)
 
 
 
 
広島 蔦屋書店にて2019年から現在に至るまで、様々な企画を行ってきた島根県・江津市。時には現地の生産者さんを招いて生産品の直売会をしたり、またある時にはお店を飛び出し、現地に赴いてのバスツアーを実施したり。
 
毎回様々なテーマをもとにした展開をおこなって来ましたが、今回はずばり「江津のこれまでとこれから」の物語がテーマです。
 
例えば“変わらぬ江津”で言うと…
古くから江津市を中心とした石見地方で焼かれ、暮らしの中で生まれ育って来た石見焼という焼き物があります。
 
 
 
その石見焼をつくり続ける「石州嶋田窯」ですが、実は昭和10年に開窯されて以降、現在でも登り窯を使用している唯一の石見焼の窯元なのです。そしてそれは、今後も長きに渡りそれは変わる事がないでしょう。
 
また“変わる江津”で言うと…
有福温泉の再開発です。
有福温泉は、1350年以上も前の聖徳太子の時代(650年頃)に、天竺(今のインド)より入朝した法道仙人が山奥で見つけた温泉と言われていますが、実は昭和から平成にかけて豪雨による浸水被害を数回、平成22年には旅館3軒、民家1軒が全焼する火災が発生した事もあり、もとは20軒以上あった宿も3軒になるなど、飲食店や土産物屋も減り、客数の大幅な減少と経営者の高齢化が課題となっていました。
 
 
そこで2021年の夏に “1300年を超える歴史を持つ温泉を絶やすまい”と、官民連携の再生事業が始まり、現在に至っています。
 
今回のフェアではそんな江津の“変わらぬ”ところと“変わる”ところという、相反する両面をモノと物語でお伝えします。
 
 

 
【お取り扱い商品】
■桜江町桑茶生産組合
 桑茶飴
 
 
食の安全にこだわり、化学肥料、農薬を使用しない有機栽培の原料で食品を製造・販売しています。色鮮やかな有機桑葉をたっぷり練り込みました。添加物や保存料は一切使用していない甘さ控えめで後味さっぱりの美味しい一粒です。生産者のこだわりの逸品をご賞味ください。
 
 
■SUKIMONO
 暮らしのもの
 
 
“無為自然”をテーマに建築/家具/暮らしのものをつくりだしている「SUKIMONO」。名前の由来はまさしく「数寄者」で、過去の先人の積み上げた価値観が薄れつつある今の日本において”現代の数寄者でありたい”という思いから名づけられました。人々の暮らしをより豊かにするプロダクトの数々をご覧ください。
 
 
■フーズくわの木
 石見のおいもの学校
 
 
平成27年より就労継続支援B型事業所として開所した「フーズくわの木」では、主にさつま芋の栽培から加工を行っています。お芋と言えばみんな大好きですが「いわみ蜜衛門」を使用した極上の干し芋や焼いも、サツマイモポタージュは、素材そのものの優しい甘さを十分にお楽しみいただけます。
 
 
■アグリプラント甲斐の木
 トマト飴
 
 
甘さを引き出す特殊な手法を用いた栽培にチャレンジし、日本一のトマトづくりを目指しています。甘味・酸味・触感の3つのバランスに優れた「笑ちゃんトマト」を使用して作られた飴です。さわやかなトマトの味をいつでもお気軽にお楽しみいただけます。
 
 
■MOG-MOG
 ドライいちご
 
 
MOG-MOGは、水稲とイチゴを営む農業法人。安全安心でおいしいお米やイチゴを消費者に楽しく食べてもらいたいとの思いからこのネーミングになりました。かおり野、紅ほっぺ、章姫、さちのかの4品種を栽培しており、この「ドライいちご」は採れたばかりの完熟いちごを半分に切って程よく乾燥させたものです。
 
 
■やまあいピクルス
 ピクルス(ごぼう・キウイ・うずら卵など)
 
 
地域の農家さんから届けられる季節の野菜を、宝石のようなピクルスに。素材の特徴に応じて、だしを入れた和風、ハーブを利かせた洋風、はちみつ入りやカレーベースなどの味を使い分け、ツンとこない、食べやすい味に仕上げました。かわいい雑貨を作るような気持ちで、色や形、素材の組み合わせにもこだわっています。
 
 
■(有)トーハツ
 燻製とうふ
 
 
江津の地でこだわりの”美味しいもの”をつくり続けているのがこの(有)トーハツ。添加物などを使用せず、できるだけ素材の味を活かすことにこだわっています。この「燻製とうふ」は豆腐を味噌漬けにし、サクラチップで燻製にししたもので、濃厚なチーズのような食感はやみつきになること間違いなしです。
 
 
■石見麦酒
 スタウトポークカレー/イエローキーマカレー
 

石見麦酒は江津市にできたばかりのクラフトビールの醸造所。 この地域ならではの地酒をつくりたいと、ご夫婦二人で9坪のブルワリーを立ち上げて今に至ります。今回取り扱うカレー各種は江津や島根県内の質の高いお肉や野菜を用いつつ、石見麦酒のビールで風味やコクを存分に加えた逸品です。
 
 
■浅利観光(株)
 江津まる姫ポーク
 

松江市でホテル業を営む浅利観光は、創業の地である江津市浅利町に本社を置き、江津市の“良いもの”を全国に発信すべく取り組んでいます。中でも、「江津まる姫ポーク」は独自にブランド化を図ったもの。それぞれの魅力を活かした商品を開発する事で「これを食べに江津に行ってみたい」と思ってもらうことを願っています。
 
 
■嶋田窯
 石見焼各種
 

石見焼の特徴は、粒子の細かい土と超高温焼成による堅さと軽さ。開窯 85周年を迎えた嶋田窯で、変わらぬ続く登り窯による独特の焼き味と、手に馴染むデザインを両立しています。ぜひ、あなたのお気に入りを見つけてください。
 
 
■ナミノコ雑貨店
 ゆずpupu
 
 
日本海の海岸を臨む生活に憧れて、広島から江津市に移住した夫婦が営む雑貨店。”PUPU(ププ)”は、ハワイ語で”おつまみ”のこと。熟成された味噌の風味と柚子がほんのりと香る、贅沢なオトナのおつまみです。無農薬で栽培された柚子を一つ一つ丁寧に加工しています。ワインや日本酒のおつまみやお茶漬けやサラダ、おむすびの具材としてもお楽しみいただけます。
 
 
■風のえんがわ
 風のメレンゲ/めぐる季節の風のたより
 
 
江津市の海の近く、自然が豊かな場所にあるカフェ。地元の農家さんや生産者の方々が作られた素材を使い、メニューを組み立て、毎日のランチやお菓子を作らせていただいています。ほっとできたり、元気になれるような「風」をお菓子でお届けします。
 
 
■山根甘泉堂
 エンガディナ/苺のフィナンシェ
 
 
創業明治40年。現在は夫婦で、江津独特の江の川太郎最中や江川饅頭の和菓子を始め、変わらぬ味を守り続けています。フレッシュバターをたっぷり使ったエンガディナは当店人気のお菓子です。江津市産のいちごを使ったフィナンシェはコーヒーのお供にぴったりです。
 
  • 期間 2月2日(木) - 3月12日(日)
  • 場所 1号館1F マガジンストリート

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