【広島蔦屋書店】我愛台湾やさしさとおいしさの聖地

Name: 【広島 蔦屋書店】我愛台湾 やさしさとおいしさの聖地
Start: 2023-06-27
End: 2023-08-07
Location: 広島 T-SITE

フェア・展示

1号館1F マガジンストリート 2023年06月27日(火) - 08月07日(月)

どうしてこんなに心躍るんだろう。
町中にあふれる鮮やかな色彩に胸が高鳴り、ただよう香りは食欲を掻き立てる。市場の喧騒は生命力にあふれ、温帯の美しく濃い緑もまた心を打つ。ノスタルジックな光は感動という名のため息をさそうだろう。そして何より人懐っこい笑顔と優しさの虜になるのだ。

それがわたしが愛してやまない台湾だ。

何から紹介したらいいか悩んじゃうほどエモいポイントがたくさんあるんだけど、今回は台北を中心によりローカルな台湾をご紹介します。まずはみんな大好き台湾グルメ！といってもこれまたたくさんある中から、もう涙を飲んで、台湾ビールも飲んで、選りすぐったのがこちらの3品。

牛肉麺（ニュウロウミエン）は大きくて柔らかい牛肉が麺のうえにドン！日本でいうところのラーメンくらいメジャーで、もはや文化。あちこちで見かけるんだけど、それぞれお店独自の味付けがあるから好みのお店を見つけよう。ちなみに永康牛肉麵は大人気店でいつも行列ができてるんだけど、台湾では行列に並ぶのが苦じゃないから不思議。

胡椒餅（フージャオビン）は肉だねを生地で包んで表面をカリッと焼き上げてあって、肉まんみたいなんだけど、スパイシーなのが特徴。食べ歩きにもぴったりだから屋台で見つけたら買っちゃうよね。お兄さんの手さばきにも見とれちゃうよね。

滷味（ルーウェイ）は台湾式のごった煮みたいなもので、現地では根強い人気だ。オーダーがユニークで自分の好きな食材を選んでスープで煮込んで煮込んでもらうという楽しいシステム。おつまみ感覚で親しまれているソウルフードはおすすめ間違いなし。

台湾に行ったらやっぱりここはおさえておきたい、というスポットといえば、九份や四四南村、夜市はマスト！だけどいわゆるスポットではなくても見どころ満載なので、キョロキョロしながら街ブラしてみましょう。写真もたくさん撮ってね。

いわゆる下駄履き団地か！台湾では防犯目的の鉄格子が取り付けられていることが多いが、個々に種類がちがうというのは個性なんだろうか。ということは分譲なんだろうか。なんて事を考えるマニアックな楽しみ方もどうぞ。ひそかなファンが多い鉄窓花は路地裏なんかでかわいい子（鉄）に出会えるかも。

そういうことでいうと、忘れてはいけないのが看板や張り紙かもしれない。漢字なので大抵の意味は分かるからよく見てみよう。「素食」はベジタリアンのことで、台湾では人口の１割ほどがベジタリアンだそうだ。だからこの看板をよく見かけるんですね。

ローカルな雰囲気にどっぷりつかりたいなら「大稻埕慈聖宮」に行きましょう。安くておいしい屋台が軒を連ねる景色はまさにディープスポット。ガジュマルの木の下でランチをすれば気分はもう地元民。お昼から台湾ビールを飲むおじさん達に合流しちゃおう！

かわいい雑貨やおしゃれなカフェ、クールな本屋さん、まだまだおすすめはあるけど、忘れちゃいけないのはやっぱりお茶目でやさしい人々。いい意味で距離感がなく人懐っこい人柄は、訪れる人々を癒し、虜にするのだ。だからみんな台湾が好きなんですよきっと。

鼻頭粉刺、黒頭粉刺って何だかわかります？そう、ニキビ。賑やかに施術中の言わるゆるエステですね。エステにしてもマッサージにしても容赦なくて困惑しそうになるけど、だからこそ距離が縮まるんですよね。終わった頃にはファミリー同然。

このユルさは何だろう。これが自由です。自由っていいな。真似できないけど。

いかがだったでしょうか。すぐにでも行きたくなってきましたね。定番台湾もちょっとディープな台湾も欲張って全部食べましょう、行きましょう。もし行った方がいらっしゃいましたら、実際どうだったか教えてください。そう、わたしは未だに台湾に行ったことがありません。妄想もここまでくればもう現実。初めて行ってもガイドができますのでおまかせください。
そろそろ本当に行きたい我愛台湾。