齋藤陽道 写真集『感動、』発売記念フェア

アート
2019年12月26日(木) - 01月30日(木)
写真家・齋藤陽道を知っていますか。
生まれつきほぼ耳が聞こえない彼は「手話」と「写真」に出会い、20歳で補聴器を捨て、カメラを持つようになりました。
写真を通して他者と繋がり対話する彼の写真は、「声」を強く感じさせます。
このたび、2011年に発売された初写真集『感動』から8年の歳月を経て、新刊『感動、』が発売されます。
 
「逃れえないこの身体、この国、この時代。ここから動けない。それでも進んでいく。進んでいる。どこへ。内側の奥へ。底へ。底へ。外見上では何も変わらないようでいても、その裡では、生老病死に染まりながら、諦めても諦めきれず、それでもなんでかあの果てへと深化していくものがある。」齋藤陽道
 
当店では、新刊のサイン本が限定入荷するとともに、これまでの著作と、齋藤さんのお勧め本の選書フェアを開催します。
深化する感動の世界をぜひ当店でご覧ください。
 
■プロフィール
齋藤 陽道 HARUMICHI SAITOU
1983年 東京都生まれ
2004年 東京都立石神井ろう学校専攻科卒業
2009年 第32回キヤノン写真新世紀、飯沢耕太郎選・佳作「タイヤ」
2010年 第33回キヤノン写真新世紀、佐内正史選・優秀賞「同類」
2014年 日本写真協会 新人賞
 
【写真集、書籍】
2011年 『感動』赤々舎
2014年 『宝箱』ぴあ
2015年 『写訳 春と修羅』ナナロク社
2017年 『それでも それでも それでも』ナナロク社
2018年 『異なり記念日』医学書院
2018年 『声めぐり』晶文社
 
【写真展】
2009年 「写真新世紀 東京展 2009」東京都写真美術館
2010年 「写真新世紀 東京展 2010」東京都写真美術館
2011年 「絶対」エイブルアートギャラリー 3331Arts Chiyoda、東京
2011年 「感動」AKAAKA、東京
2013年 「せかいさがし」青山ゼロセンター、東京
2013年 「宝箱」ワタリウム美術館、東京
2015年 「なにものか」3331Arts Chiyoda、東京
2016年 「5Rooms ー感覚を開く5つの個展」神奈川県民ホールギャラリー
2017年 「REBORN ART FESTIVAL」旧旅行代理店、宮城
2018年 「土耳古の光」オン・サンデーズ、東京
2019年 「感動、」東京都人権プラザ
2019年 「至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16」東京都写真美術館

2020年には、齋藤陽道を追ったドキュメンタリー映画も公開予定。
映画『うたのはじまり』
公開日:2020年2月22日(土)渋谷シアター・イメージフォーラム(以降、名古屋の名演小劇場、大阪のシネ・ヌーヴォ、京都のみなみ会館等でも順次公開)
監督・撮影・編集:河合宏樹
 
■書籍情報
『感動、』 齋藤陽道
赤々舎 刊 / 285×220㎜ / 140頁・上製本 / 写真:121点
アートディレクション:寄藤文平 / 定価:4000円+税
  • 会期 2019年12月26日(木)~2020年1月30日(木)

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