【写真展】小島康敬 中今|ベルリン
フェア・展示
1F ギャラリースペース 2026年05月22日(金) - 06月14日(日)
写真集「中今|ベルリン 」刊行フェア
小島康敬 Yasutaka Kojima
写真家 小島康敬氏の4作目となる同名写真集の刊行記念。ベルリンを舞台に撮影されたモノクロ作品を展示いたします。
これまでニューヨークや東京といった都市を題材に作品を発表。本作『中今|ベルリン』で「HARIBAN AWARD 2022」の最優秀賞を受賞。
現在の拠点であるドイツ・ベルリンの街を舞台とし、どこか時間の流れが緩やかなベルリンの街中で、ぽっかりと空白が生まれ、時間が止まったかのような光景を捉え続けました。
作品の核となるのは、ベルリン特有の建築構造によって生まれる「Hof(中庭)」。建物の奥に重層的に現れるこの空間は、内と外の境界を曖昧にし、日常の延長にありながらもどこか切り離された場所として存在する。そこでは過去と未来の輪郭が希薄になり、「今」という時間だけが浮かび上がる。
タイトルの「中今(なかいま)」とは、神道における概念で、過去から未来へと流れる悠久の時間の中で、私たちが生きている「まさにこの瞬間」を指します。西洋の街並みが作り出す視覚的風景と、東洋の精神的概念が交差する本作。切り取られた「今この瞬間」の世界は、見る者を映し出す鏡となり、静かなる時間の迷路へと誘います。
小島康敬 Yasutaka Kojima
1977年東京生まれ、現在はベルリンを拠点に活動。國學院大學文学部伝承文学専攻を卒業後、社会人5年半を経て、2006年に渡米。ICP(International Center of Photography)GeneralStudies Programを卒業。在学中にICP Directors ScholarshipAwardを受賞。2011年 文化庁新進芸術家海外研修制度を受ける。2012年 Photo Espana “Descubrimiento photoespaña“に選出される。2015年 ベルリンKünstlerhaus Bethanien アーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加。2022年 ハリバンアワード2022 最優秀賞を受賞。近年の個展に「Naka-ima |Berlin」(大徳寺黄梅院、2023)、「中今|Berlin」(YukaTsuruno Gallery, 2021)、「Unconscious|Berlin」(Place M、2020)、「Unconscious | New York,Tokyo」(Yuka TsurunoGallery, 2019)、「Unconscious | Berlin」( Akio NagasawaGallery Aoyama, 2019)、「Berlin」(銀座ニコンサロン、2017)、「Tokyo」(銀座ニコンサロン、2016)、「Tokyo|Berlin」(Künstlerhaus Bethanien、ベルリン、2016)。グループ展に「TOPコレクション イメージを読む 写真の時間」(東京都写真美術館、2019)、「東京・TOKYO 日本の新進作家展vol.13」(東京都写真美術館、2016)などがある。彼の作品は、東京都写真美術館、清里フォトアートミュージアムにパーマネントコレクションされている。スーパーラボ「Comingback」2013、蒼穹舎「NEW YORK」2014、「Tokyo」2015、3冊の写真集を出版している。

- 会期 2026年5月22日(金)~6月14日(日)
- 時間 8:00~23:00
- 場所 1F ギャラリースペース
- 主催 奈良 蔦屋書店
- 共催・協力 小島康敬 ・ roshin books
- 問い合わせ先 0742-35-0600(奈良 蔦屋書店)