【トーク】鼎談シンポジウム「ポスト・アジアフォーカスを考える」
2020年の第30回を最後に終了したアジアフォーカス・福岡国際映画祭。
映画祭の元ディレクターで評論家の梁木靖弘氏による西日本新聞文化面での連載「さらば、アジアフォーカス―映画祭の回想」が終了を迎えるにあたって、特別シンポジウムを開催します。
映画祭が福岡、日本、そしてアジアの映画シーンにもたらしたものを再評価しながら、そこで育まれた有形無形の資産を今後どのように活用していくのかについて語り合います。
【事前申込先】
西日本新聞くらし文化部
登壇者:
梁木靖弘(評論家/「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」元ディレクター)
三好剛平(Asian Film Joint/「ネオシネマップ福岡」元 共同ディレクター)
神保慶政(映画監督/「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」元プログラマー)
■登壇者プロフィール
梁木 靖弘
演劇・映画評論家。1991年の第1回目よりアジアフォーカス・福岡国際映画祭企画委員を務め、2007年よりディレクターに就任。2021年9月より西日本新聞文化面で「さらば、アジアフォーカスー映画祭の回想」を連載し、この度最終回を迎える。主な訳書に「映画について(ジャン・コクトー)」「バリのオッフェンバック(アラン・ドゥコー)」「コメディア・デラルテ(C・ミック)」。著書に「聖なる怪物たち」「渚のモダニズム」など。
三好 剛平
三声舎代表。福岡を拠点に文化芸術にかかわるプロジェクトの企画・運営、執筆などを行う。アジアフォーカス・福岡国際映画祭の関連企画として開催されたアジア映画専門の商談会「ネオシネマップ福岡」を2015年より4年間共同ディレクターとして運営。2021年には同映画祭が育んだ映画資産を活用するプロジェクト「Asian Film Joint」を立ち上げ、「アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督特集」映画上映とフォーラムを実施。
神保 慶政
映画監督。2016年に東京から福岡に移住以来、映画祭に関わり続けプログラマーも務めた。「ネオシネマップ福岡」で得た人脈を活かし、イラン・シンガポールとの合作で完成させた長編第2作『On the Zero Line』は現在国内での公開準備中。2021年には多分野統合の実績が問われるベルリン国際映画祭の人材部門「Berlinale Talents」に選抜され、福岡市内のモアミザン社(映像制作)やSALT社(Webデザイン・シェアオフィス運営)への企業参画が評価される。
- 開催日 2022年4月14日(木)
- 時間 開場18:45/開演19:15
- 会場 アートスペース
- 定員 着席先着順25名、立見可
- 主催 西日本新聞社、Asian Film Joint
- 協力 六本松 蔦屋書店
- 事前申込 本文中に記載