【広島 蔦屋書店】青少年のための小説入門

フェア・展示
1号館1F 広島 蔦屋書店 2018年08月27日(月) - 10月03日(水)

作者 久保寺健彦さんから、このフェアに関してのコメントをいただきました。

 

 

『青少年のための小説入門』は、まじめな中学生・一真と、六つ年上で不良の登が、ある事情からコンビを組み、作家を目指す物語です。

二人は小説を研究しようと、何百冊も本を読みます。このフェアではそれらの中から、とびきりおもしろい作品を選りすぐりました。

小説が好きな方はもちろん、これまであまり縁がなかった方にも、自信を持っておすすめできる名作ばかりです。

『青少年のための小説入門』ともども楽しんでいただけたら、作者としてこれにまさる喜びはありません。

 

久保寺健彦

 

 

登は元暴走族幹部のヤンキー。ディスレクシア(読字障害)で読み書きができないのですが、物語を作る才能がずば抜けています。

いじめられっ子の一真は、登にピンチを救ってもらった代わりに、登に小説の朗読を頼まれます。

さらに、一真は文章を書く修行をさせられることに。

実は、登は作家になることを目指していて、一真とコンビで小説を書くことを企んでいました。

 

ふたりが出会う本の一部を、出会った順に番号を打って紹介します。

みなさんもふたりと同じくこれらの本に出会って欲しいですし、このふたりがこれらの本に出会ってどう思ったのか、どんな出会い方をしたのか、知ってもらいたいと思いました。

 

ふたりはどんな小説に影響を受けて、どんな小説を書くのでしょうか。

 

広島 蔦屋書店 文芸コンシェルジュ 江藤

 

 

 

【このフェアで取り上げた本】

1.『坊っちゃん』夏目漱石

2.  筒井康隆

3.「羅生門」芥川龍之介

4.「道化の華」太宰治

5.「蒲団」田山花袋

6.『老人と海』ヘミングウェイ

7.「外套」ゴーゴリ

8.『ライ麦畑でつかまえて』サリンジャー

9.「機械」横光利一

10.『虚人たち』筒井康隆

11.『ポロポロ』田中小実昌

12.『ハックルベリー・フィンの冒険』マーク・トウェイン

13.『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス

14.「鍵」谷崎潤一郎

15.『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア

16.『細雪』谷崎潤一郎

 

本が広げる世界【蔦屋書店・江藤のオススメ 『青少年のための小説入門』久保寺健彦・集英社】

 

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  • 期間 8月27日(月) - 10月3日(水)
  • 場所 1号館1F 広島 蔦屋書店

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