平和ってどんなこと?

フェア・展示
1号館2Fフェア開催中 2017年07月01日(土) - 08月31日(木)
わたしたちは、平和都市ヒロシマで生きています。
72年前の8月6日、投下された原子爆弾によってたくさんの尊い命が消えてなくなりました。この悲しい出来事を、わたしたちは忘れることができません。
いいえ、忘れてはいけないのです。戦争を知る被爆体験者が年々減少していく中で、後世に「きちんと伝え継ぐ」義務がわたしたちにはあるからです。しかし、「ヒロシマ」「ナガサキ」だけではありません。どれだけ平和を願っても、世界中で戦争やテロは起こり核実験は後を絶ちません。もう1度考えてみてください。
「平和」とはどんなことなのか。
子どもなりの、大人なりの、わたしなりの「平和」の意味を…
 
児童書コンシェルジュがおすすめするこの4冊

『へいわってすてきだね』安里有生  詩 ブロンズ新社

2013年沖縄戦の前線没者追悼式で6才の少年が作った詩が朗読されました。それがこの当時6才だった安里有生くんが作った『へいわってすてきだね』です。下書きをせず魂をこめて描いた長谷川さんの絵と共に、純粋な思いに心打たれます。

 

戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』自由と平和のための京大有志の会 文 塚本やすし 絵 朝日新聞出版

「戦争」の意味と戦争がひき起こす不幸を子どもたちに、とてもわかりやすい言葉で教えてくれます。保育園、幼稚園での平和学習にぜひおすすめの1冊です。

 

『さがしています』アーサー・ビナード 作 岡倉禎志 写真 童心社

被曝したのは人や動物だけではありません。放射能を浴びた「モノ」たちも、自分を大切にしてくれた人の「気持ち」を宿して私たちに語りかけてきます。もう戻ってくることのない大切な人との当たり前の日常を、今もさがしつづけているのかもしれません…。

 

『せんそうしない』谷川俊太郎 文 江頭路子 絵 講談社

ちょうちょとちょうちょはせんそうしない 

地球上に生きる生き物の中で戦争をはじめるのは人間だけです。子どもはしません。そう、戦争をするのは大人だけなのです…。

 

 
 
  • フェア 7月1日(土)ー 8月31日(木)
  • 場所 1号館2Fフェア開催中

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