⑥ 人を通じて街を知るということ

 
 
広島市、福山市に次いで、広島県第三の都市である呉。戦前は日本一の海軍工廠の街として栄えた。戦後にはその技術は民間に引き継がれ、鉄鋼業や造船業が基幹産業となる。呉と聞いてイメージするものはなんだろうか?造船所、大和ミュージアム、夜の屋台、坂の多さ、『この世界の片隅で』などなど。
 
フリーライターの丸古玲子さんは2018年に『呉本』という、その名の通り呉に関する書籍を出版した。長年顧みなかったふるさとである呉に、改めて興味を抱いてインタビューを始め、呉で起こった戦争体験や鎮守府の事、造船や海上自衛隊について等々、呉を歩いて分かった事をまとめた一冊。そんな『呉本』の新作である『呉本に』が3月28日(月)に発刊された。呉を更に深堀りした内容が前作同様約400ページと盛沢山だ。
 
発刊を記念し、広島 蔦屋書店1号館1Fでは、5月12日(木)まで呉をテーマにしたフェアが行われる。『呉本に』を中心とした書籍の数々に加え、呉在住の三名の陶芸家のうつわを販売する。それぞれ違った味や風合いの感じられるうつわだがどこかしら共通点も感じられ、それが呉という街のイメージとも重なっている。
 
 
【広島 蔦屋書店】呉 人がつながる土地と、そこで生まれたもの
3月29日(火) - 05月12日(木)
 

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