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【サイン入り】KANON 山上新平 写真集
販売価格:¥10,000 (税込 ¥11,000)
取扱店舗:銀座 蔦屋書店
写真家 山上新平による写真集『KANON』。造本家の町口覚が編集・造本設計を担当し、巻末にはブックディレクターの幅允孝が寄稿しています。
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山上新平にとって、世界は複雑で触れ難いものだった。
カメラを手に山へと分け入り、そこにある木々を凝視して写真を撮る。
崖の上から、海に打ち寄せる波の表情を捉えて写真を撮る。
山上にとって、それが世界と触れあう唯一の手段だった。
ある日、山上の手に傷ついた蝶が止まった。その蝶は、傷を負っても飛ぼうとした。
その日から山上は、蝶の写真を撮りはじめた。
またたく命は、山上にとって世界と自分とを繋ぐよりしろとなった。
山上新平写真集「KANON」
3つの章からなる写真集は、安寧を恐れ、否定し続けてきた写真家の過去/現在/未来を、
蝶と共に舞い飛びながら追走する構成になっている。
KANON ─ それは、またたく命の輪唱
山上の写真には、現代を生きる私たちの絶望と希望が写っている。
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(出版社HPより引用)
写真・文章:山上新平
文章:幅允孝
編集・造本設計:町口覚
デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.)
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山上 新平(やまがみ・しんぺい)
1984年神奈川県生まれ。東京ビジュアルアーツ卒業後、イイノ・メディアプロを経て、写真家として活動をはじめる。驚くべき視覚能力を駆使し、徹底して被写体に対峙しながら、写真を描き出す。グループ展「LUMIX MEETS/ BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3」(パリ/東京、2016)を皮切りに、2017年には「Daikanyama photo fair competition」にて奈良美智賞を受賞。その後、「山上新平展」思文閣(東京/京都、2019)、「The Disintegration Loops」POETIC SCAPE(東京、2019)などを経て、2022年デザイナーの皆川明(ミナペルホネン)発行による初めての写真集『Helix』を刊行。2023年、東京都写真美術館が主催の「見る前に跳べ 日本の新進作家 vol.20」に選出され、同展に合わせて造本家の町口覚による『Epiphany』(bookshop M、2023)を刊行。また『liminal (eyes) YAMAGAMI』(bookshop M、2022)を刊行し、同名の展覧会を旧大佛次郎茶亭(鎌倉、2023)で開催。
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刊行記念展のご案内
会期:2024年 5月18日(土)→ 6月30日(日)
会場:POETIC SCAPE 〒153-0061 東京都目黒区中目黒 4-4-10 1F
※この刊行記念展は、
【八戸】八戸市美術館 ギャラリー1・2 2024年7月26日(金)?8月7日(水)
【福岡】本屋青旗 2024年8月23日(金)?9月8日(日)
【京都】PURPLE 2024年9月14日(土)?10月6日(日)
【パリ】PARIS PHOTO 2024へ巡回します。
発売日
2024年7月1日
品番GPHT11971J-2510000383761
製品仕様
H228mm x W171mm/ハードカバー/本文200p、写真点数116点/フナオカキャンバス貼り丸背上製本/表紙・裏表紙に題箋貼り/背表紙にタイトル箔押し/スリーブケース入り
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