【NEWS】10月17日(火)のグランドオープンを飾る作品展のラインナップを一挙公開

展示・展覧会
2023年10月17日(火) - 10月31日(火)
 
 
概要
アートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場として10⽉17⽇(⽕)に開業する京都 蔦屋書店(京都市 下京区 京都髙島屋S.C.[T8]5F・6F)では、フロア内各所に設置したアートスペースにて、現代アートを中⼼とした作品を展⽰いたします。
 
オープニングには、京都を拠点に国内外で活躍する彫刻家・名和 晃平、パロディを仕掛けた作品制作を通じてオリジナルとは何かを問う現代アーティスト・森洋史の個展のほか、若⼿注⽬作家らによる作品展を⼀⻫に開催。
 
そのラインナップをご紹介します。
 
 
KOHEI NAWA | Sandwich「Cell Field」
名和 晃平/KOHEI NAWA | Sandwich
 

彫刻家・名和晃平と、名和が2009年に京都・伏見に創設したクリエイティブプラットフォーム「Sandwich」による展覧会「Cell Field」を開催します。

 

名和晃平は、2003年京都市⽴芸術 ⼤学⼤学院美術研究科博⼠課程彫刻専攻修了後、2009年に京都・伏見にて「Sandwich」を創設。国内外を舞台に活動しながら、京都芸術⼤学教授として次代のアーティストの育成も⼿掛けています。

 

名和は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表⽪」に着⽬。セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002 年に情報化時代を象徴する《PixCell》を発表しました。その後も彫刻の定義を柔軟に解釈した作品シリ ーズを通じて、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を次々と⽣み出しています。

 

本展では、油絵具を⽤いた数ヶ月間かけて変化するペインティング《Cell Field》や、物理シミュレーションによってセルの状態をあらわした版画シリーズなどに加え、テストピースやマテリアルサンプル、各種資料を展示します。

 

また本展に合わせ、Sandwichが営まれてきた14年間を濃縮した初のスタジオブックも出版。多分野にまたがる活動の記録を編集し、識者やクリエイターといった名和とSandwichに縁深い4名がテキストを寄せるなど、数多のモノ・コト・ヒトの流動によって絶え間なく刺激され、成長・増殖を続けるSandwichの一端を体感できる一冊となっています。

会期:2023年10月17日(火)~11月7日(火)
会場:京都 蔦屋書店 5F エキシビジョンスペース
 
会場展示作品は、京都 蔦屋書店店頭にて販売いたします。
10 月 17 日(火)11:00より販売開始。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
 
 
森洋史「MEGAMORI/森洋史 個展」
森 洋史/Hiroshi Mori
 
森洋史は、2013年東京藝術⼤学⼤学院 美術研究科油画技法・材料修⼠課程修了。

作品は、さまざまなモチーフと素材や技法を掛け合わせ、パロディの⼿法を使った表現が特徴です。

たとえば、宗教画の伝統的な⻩⾦背景を、最新技術のUV印刷によってマンガ⾵に変換したり、古典やポップ・アートの名画、アニメやマンガ、ゲームといった既存のイメージを引⽤し、そこに「いたずら」を仕掛けた作品を表現することで、アートにおける「オリジナルとは何か」を追求しています。

今回の「MEGAMORI/森洋史 個展」で森が⽬指す新たなパロディ、シミュレーショニズムの展開は、消費し尽くされジャンク化していくサブカルチャーを美術表現として⾒せる試みです。

会場にてぜひご確認ください。

会期:2023年10月17日(火)~11月5日(日)
会場:京都 蔦屋書店 6F ギャラリー
 
会場展示作品は、京都 蔦屋書店店頭にて販売いたします。
10 月 17 日(火)11:00より販売開始。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
 
 
丹羽優太「キメラ流行記」
丹羽 優太/Yuta Niwa
 
丹⽻優太はナマズやオオサンショウウオなどをモチーフに、⼈々には⾒えない厄災、抵抗できない⼒が常に⿊い何かに⾒⽴てられてきた歴史に着⽬し、作品制作を⾏っています。
 
今回の展⽰では、コレラウイルスが蔓延した幕末の伝承などをもとに、⻁狼鯰(コロナマズ)という疫病の妖怪をモチーフしなが ら屏⾵や掛け軸などに描いた作品をご覧いただきます。
会期:2023年10月17日(火)~11月2日(木)
会場:京都 蔦屋書店 6F アートウォール
 
会場展示作品は京都 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:10 月 17日(火)10:00より販売開始
オンライン:10 月 23日(月)10:00より販売開始
※作品はプレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
 
 
桝本佳子 展

桝本 佳子/Keiko Masumoto

桝本佳⼦は器に施される装飾物としてのモチーフを、拡⼤したり、切り取ったり、圧縮したりすることで「器」という枠組みをはみ出した「器であって器でない」形を探っています。

本展⽰では、アクアリウムをモチーフに、海中の⽣き物と壷を組み合わせ、モチーフが壷の形に切り取られている作品では、 今まで挑戦したことのない⿂群が取り上げられています。

会期:2023年10月17日(火)~11月3日(金)
会場:京都 蔦屋書店 6F アートスクエア
 
会場展示作品は京都 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:10 月 17 日(火)10:00より販売開始
オンライン:10 月 23日(月)10:00より販売開始
※作品はプレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
 
 
LIAO YUAN YI「1,770.23」
LIAO YUAN YI/リャオ・ユエン・イー
 
本展のタイトルは、台北のアトリエから本会場までの距離(1,770.23 km)を表しています。
 
京都芸術⼤学⼤学院修了後、台北に戻り、京都で出会った⼈や⾵景、経験など振り返りながら、創作活動を重ねるYI (イー)。現在と過去の記憶への関⼼を起点に、⾃分⾃⾝と他者の繫がり、異なる地域とを重ね合わせた試みを発表いたします。

会期:2023年10月17日(火)~11月12日(日)
会場:京都 蔦屋書店 6F ギャラリーウォール
 
会場展示作品は、京都 蔦屋書店店頭にて販売いたします。
10 月 17 日(火)10:00より販売開始。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
 
 
上田良「MG/SD」
上田 良/Yaya Ueda
 
上⽥良(うえだ・やや)は、⾃作の造形物を撮影した写真作品をはじめ、版画やドローイング、コラージュなどを⽤いて、様々な場所に存在していたものたちが関係し合う瞬間に⽴ち会いたいという思いから制作を⾏うアーティストです。
 
本展では、上⽥が2014年より取り組んでいる写真作品シリーズ「METAL GLUE」と、ドローイング作品「スロウ・ドローイング苑」を中⼼に展⽰します。
 
会期:2023年10月17日(火)~12月18日(月)
会場:京都 蔦屋書店 6F SHARE LOUNGE
 
会場展示作品は京都 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:10 月 17 日(火)10:00より販売開始
オンライン:10 月 24日(火)10:00より販売開始
※作品はプレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
 
 
菅原玄奨 展
菅原 玄奨/Gensho Sugahara
 
他者の存在をテーマに、彫刻における塑造技法を⽤いて、匿名的な⼈物像を制作しています。
 
消費的なファッションをまとって記号化されていく現代⼈の⾝体をかたどり、わずかな触覚性と匿名性を強調した作品は、移ろいゆく現代の表層や実態の拠りどころのなさを内包します。
本企画では、⼈物像と等しく、内部構造が空洞化している様々なオブジェクトと並列に展⽰することで、 表⾯と内⾯、静と動といった両義性を強調し、ショーケース全体を使ったインスタレーションとしての展開を試みます。
会期:2023年10月17日(火)~1月8日(月)
会場:京都 蔦屋書店 6F アートショーケース
 
会場展示作品は京都 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:10 月 17 日(火)10:00より販売開始
オンライン:会期終了後から販売開始
※作品はプレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 会場 京都 蔦屋書店
  • 主催 京都 蔦屋書店
  • 入場 無料
  • お問い合わせ 075-606-4525(10月17日のOPEN後から/営業時間内) kyoto.info@ttclifestyle.co.jp

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