菊谷詩子『となりにすんでるクマのこと』パネル展

展示|自然科学
3号館1階 湘南 蔦屋書店 2024年10月05日(土) - 11月24日(日)
菊谷詩子『となりにすんでるクマのこと』パネル展

新刊『となりにすんでるクマのこと』、既刊『いぬのさんぽ』『9つの森とシファカたち』
サイン本入荷しました!(数量限定)

福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」2024年11月号は、サイエンスイラストレーターの菊谷詩子さん文・絵の『となりにすんでるクマのこと』です。

〈菊谷詩子さんからのコメント〉

最近クマのニュースが増えていますが、ツキノワグマがどんな動物で何を食べ、どんな生活をしているか知っていますか?
長野県軽井沢町の小学校では毎年クマ学習の授業があり、ツキノワグマについて知り、どのように共存していくか考えます。その授業を見学し、全国の子どもたちにクマ学習を届けたいと思い、取材を開始しました。クマの保護管理をしている専門家チームによると、クマは一頭一頭まるで異なり個性的といいます。発信器をつけたクマを長期に渡って追うことで見えてくる、クマたちの「個性」に迫りました。

骨や筋肉までもしっかり勉強している菊谷さんだからこそ描ける生き物の姿を通して、普段なかなか目にすることのできない野生のクマの生態を知ることができます。そして、クマのニュースに対して、今までとは違った目を持てるようになれるかもしれません。

絵本を読みながら、秋の野山で暮らすクマたちに思いを馳せてみませんか。

【書誌情報】
たくさんのふしぎ2024年11月号『となりにすんでるクマのこと』
(菊谷詩子文・絵、福音館書店刊、税込810円)

【サイン本既刊情報】
福音館書店かがくのとも2010年『いぬのさんぽ』(菊谷詩子さく、税込410円)
福音館書店たくさんのふしぎ2019年『9つの森とシファカたち』(島泰三文、菊谷詩子絵、税込784円)

【著者プロフィール】
菊谷詩子(きくたにうたこ)
幼少期をケニアとタンザニアで過ごしたことをきっかけに、動物学者を目指して東京大学の博士過程に進むも絵の道を目指して中退。
カリフォルニア大学でサイエンスイラストレーションを学ぶ。科学雑誌、図鑑、教科書、博物館の展示などのイラストを制作している。
2002年ボローニャ国際絵本原画展(ノンフィクション部門)入選。絵本では『いぬのさんぽ』(「かがくのとも」通巻492号)、『食べられて生きる草の話』(「たくさんのふしぎ」通巻367号)、『9つの森とシファカたち』(同415号、以上福音館書店)がある。

  • 会期 2024年10月5日(土)~2024年11月24日(日)
  • 時間 9:00-21:00
  • 場所 3号館1階 湘南 蔦屋書店
  • 主催 / 問い合わせ先 湘南 蔦屋書店 0466-31-1510(代表)
  • 協力 福音館書店

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